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NCCALCSIZE_PARAMS 構造体

更新 : 2007 年 11 月

NCCALCSIZE_PARAMS 構造体は、アプリケーションが WM_NCCALCSIZE メッセージの処理中にウィンドウのクライアント領域のサイズ、位置、有効な容積を計算するために使う情報を保持します。

typedef struct tagNCCALCSIZE_PARAMS {
   RECT rgrc[3];
   PWINDOWPOS lppos;
} NCCALCSIZE_PARAMS;

パラメータ

  • rgrc
    四角形の配列を指定します。最初の要素は、移動またはサイズ変更されたウィンドウの新しい座標を保持します。2 番目の要素は、移動またはサイズ変更される前のウィンドウ座標を保持します。3 番目の要素は、移動またはサイズ変更される前のクライアント領域の座標を保持します。ウィンドウが子ウィンドウのときは、座標は親ウィンドウのクライアント領域からの相対座標になります。ウィンドウがトップレベルのウィンドウのときは、座標は画面からの相対座標になります。

  • lppos
    ウィンドウの移動またはサイズ変更の原因となった操作で指定されたサイズと位置の値を保持する WINDOWPOS 構造体へのポインタ。

必要条件

ヘッダー : winuser.h

参照

参照

CWnd::OnNcCalcSize

その他の技術情報

構造体、スタイル、コールバック関数とメッセージ マップ