CComModule::UpdateRegistryFromResourceS
更新 : 2007 年 11 月
ATL 7.0 では、CComModule は互換性のために残されています。詳細については、「ATL モジュール クラス」を参照してください。
virtual HRESULT UpdateRegistryFromResourceS(
LPCTSTR lpszRes,
BOOL bRegister,
struct _ATL_REGMAP_ENTRY* pMapEntries = NULL
) throw( );
virtual HRESULT UpdateRegistryFromResourceS(
UINT nResID,
BOOL bRegister,
struct _ATL_REGMAP_ENTRY* pMapEntries = NULL
) throw( );
パラメータ
lpszRes
[入力] リソース名。nResID
[入力] リソース ID。bRegister
[入力] リソース スクリプトを登録するかどうかを示す値。pMapEntries
[入力] 置換マップへのポインタ。置換マップには、スクリプトの置き換え可能パラメータに関連付けられた値が格納されます。ATL は %MODULE% を自動的に使います。置き換え可能パラメータを使用するには、「解説」を参照してください。それ以外の場合は、既定値の NULL を使ってください。
戻り値
標準の HRESULT 値を返します。
解説
UpdateRegistryFromResourceS は、ATL レジストリ コンポーネント (レジストラ) への静的なリンクを作成する点を除き、UpdateRegistryFromResourceD と同じです。
stdafx.h に #define _ATL_STATIC_REGISTRY を追加すると、UpdateRegistryFromResourceS はオブジェクト マップが処理されるときに自動的に呼び出されます。
.gif "メモ") メモ : |
|---|
置き換え値を実行時に代入するには、DECLARE_REGISTRY_RESOURCE マクロまたは DECLARE_REGISTRY_RESOURCEID マクロを指定しないでください。その代わりに、_ATL_REGMAP_ENTRIES 構造体の配列を作成します。この配列の各エントリに変数のプレースホルダと値をペアにして格納し、実行時にこのプレースホルダを置き換えます。次に、この配列をパラメータ pMapEntries として UpdateRegistryFromResourceS を呼び出します。この結果、_ATL_REGMAP_ENTRIES 構造体のすべての置換値がレジストラの置換マップに追加されます。 |
置換可能パラメータとスクリプトの詳細については、「ATL レジストリ コンポーネント (レジストラ)」を参照してください。
必要条件
ヘッダー : atlbase.h