TreeView Web サーバー コントロール イベント
更新 : 2007 年 11 月
TreeView Web サーバー コントロールにはプログラミング可能なイベントが用意されています。このため、イベントが発生するたびにカスタム ルーチンを実行できます。
イベント
TreeView コントロール イベントは、ユーザーがノードの選択、展開、折りたたみなどの操作を行ってコントロールとやりとりしたときにのみ発生します。このイベントは、選択、展開、または折りたたみメソッドがプログラムによって呼び出された場合には発生しません。たとえば、Expand メソッドを呼び出しても、イベントは発生しません。
TreeView コントロールでサポートされているイベントを次の表に示します。
イベント |
説明 |
---|---|
TreeView コントロールのチェック ボックスにより、サーバーへのポスト間で状態が変更されると発生します。TreeNode オブジェクトが変更されるたびに 1 回発生します。 |
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TreeView コントロールでノードが選択されると発生します。 |
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TreeView コントロールでノードが展開されると発生します。 |
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TreeView コントロールでノードが折りたたまれると発生します。 |
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PopulateOnDemand プロパティに true が設定されたノードが TreeView コントロールで展開されると発生します。 |
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TreeView コントロールで、データ項目をノードに関連付けると発生します。 |
例
SelectedNodeChanged イベント
SelectedNodeChanged イベントを処理してから、イベントを発生させた SelectedNode プロパティにアクセスする方法を次のコード例に示します。このコードは、MyLabel のテキストを、SelectedNode の ToolTip プロパティ テキストに設定します。
Protected Sub TreeView1_SelectedNodeChanged(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles TreeView1.SelectedNodeChanged
MyLabel.Text = TreeView1.SelectedNode.ToolTip
End Sub
protected void TreeView1_SelectedNodeChanged(object sender, EventArgs e)
{
MyLabel.Text = TreeView1.SelectedNode.ToolTip;
}
TreeNodeExpanded イベントと TreeNodeCollapsed イベント
TreeNodeCollapsed イベントと TreeNodeExpanded イベントを処理してから、折りたたまれた、または展開された TreeNode オブジェクトにアクセスする方法を次のコード例に示します。
Protected Sub TreeView1_TreeNodeCollapsed(ByVal sender As Object, ByVal e As System.Web.UI.WebControls.TreeNodeEventArgs) Handles TreeView1.TreeNodeCollapsed
MyLabel.Text = "You collapsed the " & e.Node.Value & " node."
End Sub
Protected Sub TreeView1_TreeNodeExpanded(ByVal sender As Object, ByVal e As System.Web.UI.WebControls.TreeNodeEventArgs) Handles TreeView1.TreeNodeExpanded
MyLabel.Text = "You expanded the " & e.Node.Value & " node."
End Sub
protected void TreeView1_TreeNodeCollapsed(object sender, TreeNodeEventArgs e)
{
MyLabel.Text = "You collapsed the " + e.Node.Value + " node.";
}
protected void TreeView1_TreeNodeExpanded(object sender, TreeNodeEventArgs e)
{
MyLabel.Text = "You expanded the " + e.Node.Value + " node.";
}
TreeNodePopulate イベント
次のコード例は、TreeNodePopulate イベントを処理してから、このイベントを発生させたノードの ChildNodes コレクションに新しい TreeNode オブジェクトをプログラムによって追加する方法を示しています。
Protected Sub TreeView1_TreeNodePopulate(ByVal sender As Object, ByVal e As System.Web.UI.WebControls.TreeNodeEventArgs) Handles TreeView1.TreeNodePopulate
e.Node.ChildNodes.Add(New TreeNode("New Node Populated on Demand"))
End Sub
protected void TreeView1_TreeNodePopulate(object sender, TreeNodeEventArgs e)
{
e.Node.ChildNodes.Add(new TreeNode("New Node Populated on Demand"));
}
参照
概念
TreeView Web サーバー コントロールでのツリー ノードの作成
TreeView Web サーバー コントロールの外観と操作性のカスタマイズ
TreeView Web サーバー コントロールの選択ボックス、ナビゲーション ボックス、およびチェック ボックス
TreeView Web サーバー コントロールへのデータのバインディング