getTimezoneOffset メソッド
更新 : 2007 年 11 月
ホスト コンピュータの時刻と世界協定時刻 (UTC) との差を分単位の値で返します。
function getTimezoneOffset() : Number
解説
getTimezoneOffset メソッドの戻り値は、現在のコンピュータの時刻と UTC の時刻との差を分単位で表す整数です。戻り値は、スクリプトが実行されているコンピュータの時刻を基にした値になります。サーバー側のスクリプトから呼び出された場合は、戻り値はサーバーの時刻を基にした値になります。クライアント側のスクリプトから呼び出された場合は、戻り値はクライアントの時刻を基にした値になります。
コンピュータの時刻が UTC より遅い場合 (太平洋夏時間など) は正の値に、UTC より早い場合 (日本時間など) は負の値になります。
たとえば、ニューヨークのサーバーが、12 月 1 日にロサンゼルスのクライアントからのアクセスを受けたとします。この場合、getTimezoneOffset メソッドは、クライアント側のスクリプトで実行されると 480 を返し、サーバー側のスクリプトで実行されると 300 を返します。
使用例
getTimezoneOffset メソッドの使用例を次に示します。
function TZDemo(){
var d, tz, s = "The current local time is ";
d = new Date();
tz = d.getTimezoneOffset();
if (tz < 0)
s += tz / 60 + " hours before UTC";
else if (tz == 0)
s += "UTC";
else
s += tz / 60 + " hours after UTC";
return(s);
}