ECMA に準拠しない JScript の機能 (JScript)

更新 : 2007 年 11 月

JScript には、ECMAScript Edition 3 のほとんどの機能と、ECMAScript Edition 4 で提案された機能の多くが組み込まれています。また JScript には、ECMAScript 言語では提供されていない、数多くの独自の機能があります。次の表に、これらの JScript に固有の機能を示します。

JScript に固有の機能

カテゴリ	機能/キーワード
配列操作	VBArray、dimensions、getItem、lbound、toArray、ubound
クラス ベースのオブジェクト	expando、super
条件付きコンパイル	@cc_on、@if ステートメント、@set ステートメント、@debug、@position、条件付きコンパイル変数
データ型	boolean、byte、char、decimal、double、float、int、long、Number、sbyte、short、String、uint、ulong、ushort
日付/時刻	getVarDate
情報の表示	print
列挙型	Enumerator、atEnd、item、moveFirst、moveNext
名前空間	package、import
オブジェクト	Enumerator、VBArray、ActiveXObject、GetObject
スクリプト エンジン ID	ScriptEngine、ScriptEngineBuildVersion、ScriptEngineMajorVersion、ScriptEngineMinorVersion

参照

概念

ECMA 準拠の Microsoft JScript の機能 (JScript)

その他の技術情報

JScript リファレンス