CCmdTarget::IsResultExpected

[アーティクル]
09/17/2008

更新 : 2007 年 11 月

IsResultExpected を使って、クライアントがオートメーション関数を呼び出したときに戻り値を期待しているかどうかを確かめます。

BOOL IsResultExpected( );

戻り値

オートメーション関数が値を返す必要がある場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 以外を返します。

解説

OLE インターフェイスは、クライアントが関数呼び出しの結果を使っているか、無視しているかについての情報を MFC に提供します。続いて MFC がこの情報を使って、IsResultExpected 呼び出しの結果を調べます。戻り値が時間やリソースを集中して使って作られているときは、戻り値を計算する前にこの関数を呼び出すことによって効率が向上します。

クライアントが呼び出したオートメーション関数から別のオートメーション関数を呼び出したときは、この関数は一度だけ 0 を返すため、別のオートメーション関数からの有効な戻り値を取得できます。

オートメーション関数呼び出しが実行中でないときに、IsResultExpected を呼び出すと 0 以外を返します。