AtlModuleUnregisterServer
更新 : 2007 年 11 月
オブジェクト マップ内の各オブジェクトの登録を解除します。タイプ ライブラリの登録を解除できない点を除いては、AtlModuleUnregisterServerEx と類似しています。
メモ この関数は、Visual C++ .NET 2002 以降では廃止されましたが、以前のバージョンの Visual C++ で作成されたプロジェクトとの下位互換性を保つために使用できます。
ATLAPI AtlModuleUnregisterServerEx(
_ATL_MODULE* pM,
const CLSID* pCLSID
);
パラメータ
pM
CComModule クラスまたは派生クラスへのポインタ。pCLSID
登録が解除されるオブジェクトの CLSID へのポインタ。NULL の場合は、オブジェクト マップ内のすべてのオブジェクトの登録が解除されます。
戻り値
正常に終了した場合は、S_OK を返します。それ以外の場合は、エラーの HRESULT を返します。
解説
この関数は、ATL オブジェクト マップを検索し、マップ内の各オブジェクトの登録を解除します。pCLSID が NULL でない場合は、pCLSID によって参照されるオブジェクトの登録だけが解除されます。それ以外の場合は、すべてのオブジェクトの登録が解除されます。
この関数は、互換性のために残されています。代わりに、この代替関数 AtlComModuleUnregisterServer を使用してください。
このヘルパー関数は CComModule::UnregisterServer で使用されます。
必要条件
ヘッダー : atlbase.h