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方法 : Visual Studio からツールを起動する

更新 : 2007 年 11 月

Visual Studio から外部ツールを起動するために使用する [ツール] メニューに項目を追加できます。たとえば、OLE View や WinDiff などのユーティリティを起動するためのメニュー項目を [ツール] メニューに追加できます。

9814d200.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

使用している設定またはエディションによっては、ダイアログ ボックスで使用可能なオプションや、メニュー コマンドの名前や位置がヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。このヘルプ ページは、全般的な開発設定を考慮して記述されています。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

詳細情報

参照項目

外部ツール コマンドにショートカット キーとアクセラレータ キーを指定する方法

方法 : アクセラレータ キーとショートカット キーを外部ツールに追加する

外部ツールの定義済みの引数

外部ツールの引数

[ツール] メニューに外部ツールを追加する方法

統合開発環境 (IDE) 内からメモ帳などの別のアプリケーションを起動するためのコマンドを [ツール] メニューに追加できます。

[ツール] メニューに外部ツールを追加するには

  1. [ツール] メニューの [外部ツール] をクリックします。

  2. [外部ツール] ダイアログ ボックスの [追加] をクリックし、[タイトル] ボックスにメニュー項目の名前を入力します。

    9814d200.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

    ツール名のいずれかの文字の前にアンパサンドを入力すると、[ツール] メニューに表示されるコマンドのアクセラレータ キーを定義できます。たとえば、"M&y External Tool" と指定した場合、文字 "y" がアクセラレータ キーとなります。

  3. [コマンド] ボックスに起動するファイルのパスを入力するか、[...] ボタンをクリックして対象のファイルを選択します。起動できるファイルの種類は、.exe、.bat、.com、.cmd、.pif です。

    9814d200.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    ファイルがシステム パスに存在する場合は、ファイル名だけを入力することもできます。システム パスにない場合は、ファイルへの完全パスを入力します。

  4. [出力ウィンドウを使用] と [終了時にウィンドウを閉じる] を適宜選択し、[OK] をクリックします。

    9814d200.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    [出力ウィンドウを使用] は、.bat ファイルと .com ファイルの場合だけ選択できます。

ツールのコマンドが、タイトルとして入力したテキストを使用して、[ツール] メニューに表示されます。この新しいメニュー コマンドを使用して、ツールを起動できます。

9814d200.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

外部ツールを [ツール] メニューに追加しても、その種類の既定のツールとしてアプリケーションが登録されるわけではありません。たとえば、HTML マークアップの編集にお気に入りの外部エディタを使用する場合は、[Web ブラウザ] ([オプション] ダイアログ ボックス - [環境])でそのように設定できます。また、マークアップの検証やソース コード管理の統合などのタスクを外部ユーティリティで処理することを起動時に IDE に通知するための Visual Studio アドイン プロジェクトを簡単に作成できます。

外部ツールに変数を渡す方法

コマンドの起動時に、そのコマンドに対して、コンソール アプリケーションのコマンド ライン スイッチなどの特定の情報を渡すように指定できます。

ツールに引数を渡すには

  1. [引数] ボックスに、ツールに渡す引数を入力するか、矢印ボタンをクリックして定義済みの引数を選択します。

    9814d200.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    引数の構文については、「外部ツールの引数」を参照してください。

  2. コマンド起動時に引数を編集できるようにするには、[起動時に引数を入力] チェック ボックスをオンにします。

外部ツールを [ツール] メニューから次回起動したとき、選択した引数が自動的にツールに渡されます。[起動時に引数を入力] チェック ボックスがオンになっていると、[引数] ダイアログ ボックスが表示されます。

作業ディレクトリの指定

ツールまたはコマンドの作業ディレクトリも指定できます。たとえば、ツールが現在のディレクトリからファイル システム データを読み込む場合、起動時に現在のディレクトリに特定のプログラム コンポーネントが存在している必要があります。

ツールの作業ディレクトリを指定するには

  • [初期ディレクトリ] ボックスに、ツールの作業ディレクトリのパスを入力するか、矢印ボタンをクリックして定義済みのディレクトリ位置を選択します。

コマンドの起動時に追加の引数を指定できるようにするには、[起動時に引数を入力] チェック ボックスをオンにします。

出力ウィンドウへの Unicode 出力の表示

ASCII ではなく Unicode で出力を提供するツールを使用する場合は、出力ウィンドウで Unicode を表示することを選択できます。

出力ウィンドウに Unicode 出力を表示するには

  • [Unicode で出力を処理する] を選択します。

    9814d200.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    ASCII で出力を提供するツールに対してはこのオプションを選択しないでください。

参照

処理手順

方法 : アクセラレータ キーとショートカット キーを外部ツールに追加する

参照

外部ツールの引数