__iscsym、__iswcsym、__iscsymf、__iswcsymf、_iscsym_l、_iswcsym_l、_iscsymf_l、_iswcsymf_l
更新 : 2007 年 11 月
整数が識別子に使用される文字を表すかどうかを判定します。
int __iscsym(
int c
);
int __iswcsym(
wint_t c
);
int __iscsymf(
int c
);
int __iswcsymf(
wint_t c
);
int _iscsym_l(
int c,
_locale_t locale
);
int _iswcsym_l(
wint_t c,
_locale_t locale
);
int _iscsymf_l(
int c,
_locale_t locale
);
int _iswcsymf_l(
wint_t c,
_locale_t locale
);
パラメータ
c
テストする整数。関数のナロー文字のバージョンに対して、c は 0 ~ 255 の範囲にする必要があります。locale
使用するロケール。
戻り値
__iscsym は、c が文字、アンダースコア、または数字の場合に 0 以外の値を返します。__iscsymf は、c が文字またはアンダースコアの場合に 0 以外の値を返します。c がテスト条件が満たさないと、これらのルーチンは 0 を返します。この 2 つのルーチンは共にマクロなので、引数リストに副作用がある式を使用しないように注意してください。引数は複数回評価されます。
_l サフィックスが付けられたこれらの関数の各バージョンは、現在のロケールの代わりに渡されたロケールを使用してロケールに依存する動作を持つという点を除いて同じです。詳細については、「ロケール」を参照してください。
Visual C++ 2005 では、マクロのワイド文字バージョンを使用できます。
次の表に、各マクロにおける同等の式を示します。
マクロ |
同等の式 |
---|---|
__iscsym(c) |
(isalnum(c) || ((c) == '_')) |
__iswcsym(c) |
(iswalnum(c) || ((c) == '_')) |
__iscsymf(c) |
(isalpha(c) || ((c) == '_')) |
__iswcsymf(c) |
(iswalpha(c) || ((c) == '_')) |
必要条件
ルーチン |
必須ヘッダー |
---|---|
__iscsym |
<ctype.h> |
__iswcsym |
<ctype.h> |
__iscsymf |
<ctype.h> |
__iswcsymf |
<ctype.h> |
_iscsym_l |
<ctype.h> |
_iswcsym_l |
<ctype.h> |
_iscsymf_l |
<ctype.h> |
_iswcsymf_l |
<ctype.h> |
互換性の詳細については、「C ランタイム ライブラリ」の「互換性」を参照してください。