次の方法で共有


CWindowImpl::Create

更新 : 2007 年 11 月

新しいウィンドウ クラスに基づいてウィンドウを作成します。

HWND Create(
   HWND hWndParent,
   _U_RECT rect = NULL,
   LPCTSTR szWindowName = NULL,
   DWORD dwStyle = 0,
   DWORD dwExStyle = 0,
   _U_MENUorID MenuOrID = 0U,
   LPVOID lpCreateParam = NULL
);

パラメータ

  • hWndParent
    [入力] 親ウィンドウまたはオーナー ウィンドウを識別するハンドル。

  • rect
    [入力] ウィンドウの位置を指定する RECT 構造体。RECT は、ポインタまたは参照によって渡されます。

  • szWindowName
    [入力] ウィンドウの名前。既定値は NULL です。

  • dwStyle
    [入力] ウィンドウのスタイル。この値は、ウィンドウの特徴 (traits) クラスが提供するスタイルと組み合わされます。このパラメータが既定値の場合、特徴クラスがスタイルを完全に制御します。有効な値の一覧については、Windows SDK の「CreateWindow」を参照してください。

  • dwExStyle
    [入力] 拡張ウィンドウ スタイル。この値は、ウィンドウの特徴 (traits) クラスが提供するスタイルと組み合わされます。このパラメータが既定値の場合、特徴クラスがスタイルを完全に制御します。有効な値の一覧については、Windows SDK の「CreateWindowEx」を参照してください。

  • MenuOrID
    [入力] 子ウィンドウの場合はウィンドウ識別子。トップレベル ウィンドウの場合はウィンドウのメニュー ハンドル。既定値は 0U です。

  • lpCreateParam
    [入力] ウィンドウ作成データへのポインタ。詳細については、CreateWindowEx に渡す最後のパラメータの説明を参照してください。

戻り値

処理が正常に終了した場合は、新規に作成したウィンドウを識別するハンドルを返します。それ以外の場合は、NULL を返します。

解説

Create は、最初にまだ登録されていないウィンドウ クラスを登録します。新しく作成されたウィンドウは、CWindowImpl オブジェクトに自動的にアタッチされます。

9xhy510e.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

既に SubclassWindow を呼び出している場合は、Create を呼び出さないでください。

既存のウィンドウ クラスに基づくウィンドウ クラスを使うには、CWindowImpl の派生クラスを作成し、そのクラスに DECLARE_WND_SUPERCLASS マクロを含めます。既存のウィンドウ クラスのウィンドウ プロシージャは、m_pfnSuperWindowProc に保存されます。詳細については、CWindowImpl クラスの概要を参照してください。

9xhy510e.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

MenuOrID パラメータの値として 0 を使用する場合は、コンパイラ エラーを避けるため、既定値である 0U を指定してください。

必要条件

ヘッダー : atlwin.h

参照

参照

CWindowImpl クラス

CWindowImpl::GetWndClassInfo

CWndClassInfo::Register

CWindow::m_hWnd

その他の技術情報

CWindowImpl のメンバ