CDC::GetCharWidth
更新 : 2007 年 11 月
入力デバイス コンテキスト m_hAttribDC を使って、現在のフォントから、連続した文字グループ内にあるそれぞれの文字幅を取得します。
BOOL GetCharWidth(
UINT nFirstChar,
UINT nLastChar,
LPINT lpBuffer
) const;
BOOL GetCharWidth(
UINT nFirstChar,
UINT nLastChar,
float* lpFloatBuffer
) const;
パラメータ
nFirstChar
現在のフォントの連続した文字グループの最初の文字を指定します。nLastChar
現在のフォントの連続した文字グループの最後の文字を指定します。lpBuffer
現在のフォントの連続した文字グループの幅の値を受け取るバッファへのポインタ。lpFloatBuffer
文字幅を受け取るバッファへのポインタ。返される幅は、32 ビットの IEEE 浮動小数点形式です。幅は、文字のベース ラインに沿って計測されます。
戻り値
正常終了した場合は 0 以外を返します。それ以外の場合は 0 を返します。
解説
たとえば、nFirstChar が文字 'a' を nLastChar が文字 'z' を示すときは、関数はすべての小文字の幅を取得することになります。
関数は、取得した値を lpBuffer で示されるバッファに格納します。このバッファはすべての文字幅を保持するために十分な大きさを持つ必要があります。先ほどの例では少なくとも 26 の幅を格納できる大きさが必要です。
連続した文字グループ内の文字が特定のフォントに存在しない場合、既定の文字幅が使用されます。
必要条件
ヘッダー : afxwin.h