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リソースのコピー

更新 : 2007 年 11 月

リソースを変更せずにファイル間でコピーできます。また、リソースのコピー時に言語や条件を変更できます。

既存のリソース ファイルまたは実行可能ファイルから、現在のリソース ファイルにリソースを簡単にコピーできます。そのためには、リソースが格納されている両方のファイルを同時に開き、アイテムを一方のファイルから他方にドラッグするか、または 2 つのファイル間でコピーして貼り付けます。この方法は、リソース スクリプト (.rc) ファイル、リソース テンプレート (.rct) ファイル、実行可能 (.exe) ファイルで使用できます。

a5axa064.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

Visual C++ には、独自のアプリケーションで使用できるサンプルのリソース ファイルが用意されています。詳細については、「CLIPART サンプル : コモン リソース」を参照してください。

プロジェクトの外側で開いている .rc ファイル間では、ドラッグ アンド ドロップ機能を使用できます。

ドラッグ アンド ドロップ機能を使用してファイル間でリソースをコピーするには

  1. 両方のリソース ファイルをスタンドアロンで開きます。詳細については、「プロジェクトの外側にある (スタンドアロン) リソース スクリプト ファイルのオープン」を参照してください。たとえば、Source1.rc と Source2.rc を開きます。

  2. 最初の .rc ファイル内で、コピーするリソースをクリックします。たとえば、Source1.rc 内で IDD_DIALOG1 をクリックします。

  3. Ctrl キーを押しながら、選択したリソースを 2 番目の .rc ファイルにドラッグします。たとえば、IDD_DIALOG1 を Source1.rc から Source2.rc にドラッグします。

    a5axa064.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    Ctrl キーを押さずにリソースをドラッグすると、リソースはコピーされずに移動します。

コピーと貼り付けを使用してリソースをコピーするには

  1. 両方のリソース ファイルをスタンドアロンで開きます。詳細については、「プロジェクトの外側にある (スタンドアロン) リソース スクリプト ファイルのオープン」を参照してください。たとえば、Source1.rc と Source2.rc を開きます。

  2. Source1.rc など、リソースのコピー元のソース ファイル内で、リソースを右クリックし、ショートカット メニューの [コピー] をクリックします。

  3. Source2.rc など、貼り付け先のリソース ファイル内の目的の場所で右クリックします。ショートカット メニューの [貼り付け] をクリックします。

    a5axa064.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    プロジェクト (リソース ビュー) 内のリソース ファイルとスタンドアロンの .rc ファイル (ドキュメント ウィンドウで開いているファイル) の間では、ドラッグ アンド ドロップ、コピー、切り取り、貼り付けはできません。製品の旧バージョンでは、これらの操作ができます。

    a5axa064.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    新しいファイルにリソースをコピーすると、既存のファイルにあるシンボル名や値との競合を回避するために、転送されたリソースのシンボル値またはシンボル名と値が Visual C++ によって変更されることがあります。

マネージ プロジェクトにリソースを追加する方法については、『.NET Framework 開発者ガイド』の「アプリケーションのリソース」を参照してください。マネージ プロジェクトにリソース ファイルを手動で追加する方法、リソースへのアクセス方法、静的なリソースの表示方法、およびリソース文字列をプロパティに割り当てる方法については、「チュートリアル : Windows フォームのローカリゼーション」および「チュートリアル : ASP.NET でのローカリゼーションのためのリソースの使用」を参照してください。

必要条件

Win32

参照

処理手順

プロジェクトの外側にある (スタンドアロン) リソース スクリプト ファイルのオープン

参照

リソース ファイル (Visual Studio)

リソース エディタ