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PowerPoint デッキ ジェネレータのサンプル

更新 : 2007 年 11 月

a9se45d4.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

このサンプルは Microsoft Office Word 2007 でのみ動作します。

このサンプルは、Word テンプレートです。このテンプレートを使用すると、Word で作成したアウトラインから PowerPoint に情報をコピーして貼り付けることなく、Word 文書から Microsoft Office PowerPoint 2007 プレゼンテーションの最初の草案を作成できます。PowerPoint プレゼンテーションは、文書内のテキストに追加する XML タグに基づいて、Word 文書から生成されます。

このサンプル テンプレートを Word テンプレートのダイアログ ボックスからアクセスできるようにするには、%UserProfile%\Application Data\Microsoft\Templates (Windows XP、Windows Server 2003 の場合) または %UserProfile%\AppData\Roaming\Microsoft\Templates (Windows Vista の場合) などの標準のテンプレート フォルダに、サンプル テンプレートを配置します。

a9se45d4.alert_security(ja-jp,VS.90).gifセキュリティに関するメモ :

このサンプル コードは概念を示すことが目的であり、その概念に関連する部分だけを示しています。このコードは実行環境のセキュリティ要件を満たしていない可能性があり、このままの状態で使用することはできません。セキュリティ関連のコードやエラー処理コードを追加し、プロジェクトのセキュリティと堅牢性を高めることをお勧めします。Microsoft は、このサンプル コードを "現状のまま" 提供しており、一切保証しません。

サンプル プロジェクトをコンピュータにインストールする方法については、「方法 : ヘルプにあるサンプル ファイルをインストールして使用する」を参照してください。

Download sample

このサンプルを実行するには

  1. F5 キーを押します。

    サンプル テンプレートから作成された空の Word 文書が開きます。

  2. Word 文書に情報を追加して、PowerPoint プレゼンテーションを作成します。各スライドのタイトル、標準テキスト、箇条書きリスト、およびスライドに表示されない発表者のメモを設定します。

  3. [ドキュメント アクション] 作業ウィンドウが表示されない場合は、[表示] メニューの [作業ウィンドウ] をクリックし、新しいウィンドウの上部にある、作業ウィンドウのドロップダウン リストの [ドキュメント アクション] をクリックします。

  4. PowerPoint プレゼンテーションに表示する文書内のテキストを選択し、テキストに適用する [Document markup] リスト内の XML タグをクリックします。次の事項について考慮してください。

    • 新しいスライドを開始するには、あるテキストに Slide Title 要素を適用します。各スライドはタイトルで開始する必要があり、プレゼンテーションをタイトルで開始する必要があります。

    • 画像、図形、表などの非テキスト要素は、PowerPoint プレゼンテーションに追加されません。

    • XML 要素はオーバーラップできません。

    • テキストを選択せずに文書内にカーソルを置き、作業ウィンドウの XML タグをクリックできます。この操作によって、指示された文書内の位置に空の XML タグが追加され、その XML タグに新しいコンテンツを入力できます。

    • プレビュー ウィンドウでそのスライドをクリックすると、文書内のスライド タイトルに移動できます。文書内の XML タグの内部をクリックして、スライドに移動することもできます。

  5. 文書のマークアップが終了したら、[Create Presentation] をクリックします。

  6. プレゼンテーションに名前を指定し、保存します。

  7. [ファイル] メニューの [上書き保存] をクリックし、ソリューション アセンブリを含むビルド出力フォルダ (たとえば、\bin\debug) に Word 文書を保存します。

    文書を別の場所に保存する場合は、ソリューション アセンブリも同じフォルダにコピーする必要があります。文書は相対パスを使用してアセンブリを探すため、両方を同じ場所に格納する必要があります。アセンブリを移動した後、セキュリティ ポリシーで、そのアセンブリに完全な信頼を付与する必要があります。詳細については、「方法 : ソリューション ファイルを手動で配置する (2003 システム)」および「方法 : フォルダおよびアセンブリにアクセス許可を付与する (2003 システム)」を参照してください。

必要条件

このサンプルのすべての機能を実行するには、次のコンポーネントが必要です。

使用例

このサンプルでは、次の方法を示します。

  • カスタム コントロールをドキュメント アクション作業ウィンドウに追加し、操作する。

  • Word 内で PowerPoint を自動化する。

  • Word 文書に XML を追加する。

Word 文書の内容に適用できる XML タグの一覧を次に示します。

  • SlideTitle。新しい PowerPoint スライドの開始を指定します。

  • Bullet。箇条書きされる PowerPoint スライド上のテキストを指定します。

  • Text。箇条書きされない PowerPoint スライド上のテキストを指定します。

  • Note。スライドのノート セクションに追加される内容を指定します。

解説

選択範囲が段落の途中で始まり、段落区切りを含む場合、複数の段落から成る選択範囲に、XMLNode をプログラムで追加することはできません。

段落の先頭で開始し、複数の段落にまたがり、段落の途中で終了する範囲を選択すると、予期せぬ動作が起こります。ノードを挿入する場合、ノードは正しい位置で開始します。ただし、選択範囲の末尾ではなく、選択範囲の末尾より前の、最終段落の末尾で終了します。

参照

概念

XML スキーマとデータ (Visual Studio Tools for Office)

ドキュメント レベルのカスタマイズのプログラミング

Word のドキュメント レベルのカスタマイズの開発

その他の技術情報

ドキュメント レベルのサンプル