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VersionUpgradeEventObject インターフェイス

Microsoft Office InfoPath 2003 のバージョン アップグレード イベント発生時に使用されるイベント オブジェクトです。

名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath (microsoft.office.interop.infopath.dll 内)

構文

'宣言
<CoClassAttribute(GetType(VersionUpgradeEventObjectClass))> _
<GuidAttribute("096CD614-0786-11D1-95FA-0080C78EE3BB")> _
Public Interface VersionUpgradeEventObject
    Inherits VersionUpgradeEvent
'使用
Dim instance As VersionUpgradeEventObject
[CoClassAttribute(typeof(VersionUpgradeEventObjectClass))] 
[GuidAttribute("096CD614-0786-11D1-95FA-0080C78EE3BB")] 
public interface VersionUpgradeEventObject : VersionUpgradeEvent

コメント

この型は、COM 相互運用のためにマネージ コードで必要とされるコクラスのラッパーです。この型を使用して、このコクラスによって実装される COM インターフェイスのメンバにアクセスします。COM インターフェイスについては (このメンバの説明へのリンクを含む)、次を参照してください VersionUpgradeEvent.

VersionUpgradeEvent オブジェクトは、フォームの基になる XML ドキュメントをプログラムによって操作したり、フォームやフォーム テンプレートのバージョン番号を特定したり、バージョン アップグレード処理の成功を示す応答を提供したりするために、バージョン アップグレード イベントで使用できる多くのプロパティを提供します。

VersionUpgradeEvent オブジェクトは、InfoPath フォームの OnVersionUpgrade イベントへのパラメータとして渡されます。これらのプロパティは、このイベント中でのみ利用できます。

次の例では、VersionUpgradeEvent オブジェクトの DocumentVersion プロパティと SolutionVersion プロパティを使用して、フォームとフォーム テンプレートのバージョン番号を表示します。

public void OnVersionUpgrade(VersionUpgradeEvent e)
{
 thisXDocument.UI.Alert("The form version: " + e.DocumentVersion + 
  "\nThe form template version: " + e.SolutionVersion);
 e.ReturnStatus = true;   
}

関連項目

参照

VersionUpgradeEventObject のメンバ
Microsoft.Office.Interop.InfoPath 名前空間