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InfoPath 2003 オブジェクト モデルを使用するフォーム テンプレートを実行時にトラブルシューティングする

ここでは、Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust 名前空間によって実行時に提供される InfoPath 2003 互換オブジェクト モデルを使用する、InfoPath マネージ コード フォーム テンプレートの操作時に発生する可能性のある一般的なトラブルシューティングのシナリオについて説明します。

未処理のマネージ コード例外に関する通知を実行時に表示する

フォーム コード内で try-catch 例外処理を使用していないと、デバッグ中およびプレビュー中に、未処理の例外に関する情報が InfoPath によって InfoPath のエラー ダイアログ ボックスに表示されます。しかし、既定では、マネージ コード フォーム テンプレートを展開した場合の実行時には、未処理の例外は Info Path エラー ダイアログ ボックスに表示されることはありません。実行時にマネージ コード例外を表示する必要がある場合は、「[方法] InfoPath 2003 オブジェクト モデルを使用してエラーを処理する方法」の「マネージ コード例外の処理」の手順に従ってください。

展開後のマネージ コード フォーム テンプレートの問題

マネージ コード フォーム テンプレートは、必ず最終的な展開先でテストしてください。展開手順の詳細については、「[方法] InfoPath プロジェクトを展開する方法」を参照してください。展開に関係するセキュリティ シナリオの詳細については、「マネージ コード フォーム テンプレートのセキュリティ モデルについて」を参照してください。

.NET Framework 1.1 Configuration ユーティリティおよび InfoPath フォーム テンプレート コード グループを使用して、マネージ コード フォーム テンプレート専用のアクセス許可を追加する場合、同じセキュリティ ポリシーをすべてのクライアント コンピュータに展開してください。また、ローカル コンピュータの特定の場所を指す URLEvidence を指定する場合、指定先にはソリューションが最終的に展開されるフォルダ (展開中に使用される場所とは異なる場所) を指してください。マネージ コード フォーム テンプレートに対する .NET Framework セキュリティ設定の構成の詳細については、「[方法] マネージ コード フォーム テンプレートのセキュリティ設定を構成する方法」の「特定の URL または UNC のフォームに FullTrust を割り当てる」を参照してください。

関連項目

概念

マネージ コード フォーム テンプレートのセキュリティ モデルについて
[方法] InfoPath プロジェクトを展開する方法
[方法] InfoPath 2003 オブジェクト モデルを使用してエラーを処理する方法
[方法] InfoPath 2003 オブジェクト モデルを使用して InfoPath プロジェクトをデバッグする方法