TaskPane クラス
Microsoft Office InfoPath 2007 の現在のウィンドウに関連付けられている作業ウィンドウを表します。
名前空間: Microsoft.Office.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.InfoPath (microsoft.office.infopath.dll 内)
構文
'宣言
Public MustInherit Class TaskPane
'使用
Dim instance As TaskPane
public abstract class TaskPane
コメント
TaskPane クラスには、InfoPath の組み込み作業ウィンドウを操作するためのプロパティが用意されています。HtmlTaskPane クラスは、カスタム作業ウィンドウを操作するためにこれらのプロパティを継承します。
InfoPath の作業ウィンドウで使用できるプロパティは、操作する作業ウィンドウの種類によって決まります。TaskPaneType プロパティが TaskPaneType.Html を返す場合、作業ウィンドウはカスタム作業ウィンドウであり、使用できるプロパティとメソッドは HtmlTaskPane クラスによって提供されます。TaskPaneType プロパティがそれ以外の値を返す場合、その作業ウィンドウは組み込みの作業ウィンドウであり、使用できるプロパティは TaskPane オブジェクトによって提供されます。
.gif "メモ") メモ : |
|---|
TaskPaneType プロパティは、TaskPaneType 列挙で定義されている値を返します。この列挙値は、指定した種類の作業ウィンドウへの参照を取得するために、TaskPaneCollection クラスの Item(TaskPaneType) プロパティに対する引数としても使用されます。 |
例
次の例では、TaskPaneCollection 内にある index 値が 3 の TaskPane オブジェクトへの参照を設定し、その TaskPaneType の値 (ClipArt) を表示した後、[クリップ アート] 作業ウィンドウを表示しています。
TaskPane myTaskPane = this.TaskPanes[3];
MessageBox.Show(myTaskPane.TaskPaneType.ToString());
myTaskPane.Visible = true;
Dim myTaskPane As TaskPane = Me.TaskPanes(3)
MessageBox.Show(myTaskPane.TaskPaneType.ToString())
myTaskPane.Visible = true
継承階層
System.Object
Microsoft.Office.InfoPath.TaskPane
Microsoft.Office.InfoPath.HtmlTaskPane
スレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。