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_XDocument2.IsDOMReadOnly プロパティ

フォームの基になる XML ドキュメント内のデータが読み取り専用状態にあるかどうかを示す値を取得します。

このプロパティは、CLS に準拠していません。  

名前空間: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust
アセンブリ: Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust (microsoft.office.interop.infopath.semitrust.dll 内)

構文

'宣言
<DispIdAttribute(39)> _
ReadOnly Property IsDOMReadOnly As Boolean
'使用
Dim instance As _XDocument2
Dim value As Boolean

value = instance.IsDOMReadOnly
[DispIdAttribute(39)] 
bool IsDOMReadOnly { get; }

コメント

IsDOMReadOnly プロパティが true の場合、フォームの基になる XML ドキュメント内のデータは読み取り専用状態にあり、変更できません。false の場合は変更できます。

フォームが読み取り専用状態にあるかどうかを確認するには、IsReadOnly プロパティを使用します。

フォームの XML ドキュメント内のデータは、以下のシナリオで読み取り専用状態になります。

  • フォームがデジタル署名されている

  • フォームが機能制限モード (RFM) になっている

  • OnBeforeChange イベントが発生中である

  • OnValidate イベントが発生中である

  • 元に戻す操作またはやり直し操作の実行中である

メモ重要 :

このメンバは、現在開いているフォームと同じドメイン内で実行されているフォーム、またはドメインを越えたアクセス許可を付与されているフォームだけがアクセスできます。

次の例では、XDocument オブジェクトの IsDOMReadOnly プロパティを使用して、フォームの基になる XML ドキュメント内のデータが読み取り専用状態になっているかどうかを確認しています。読み取り専用状態になっている場合は、Return ステートメントを使用して、このイベント ハンドラを終了しています。

[InfoPathEventHandler(MatchPath="/my:myFields/my:field1", EventType=InfoPathEventType.OnAfterChange)]
public void field1_OnAfterChange(DataDOMEvent e)
{
 // Determine whether the XML DOM is read-only.
 if (thisXDocument.IsDOMReadOnly)
  return;

 // Continue normal processing...
}

関連項目

参照

_XDocument2 インターフェイス
_XDocument2 のメンバ
Microsoft.Office.Interop.InfoPath.SemiTrust 名前空間