CDaoWorkspace::Create
更新 : 2007 年 11 月
新しい DAO ワークスペース オブジェクトを作成し、それを MFC CDaoWorkspace オブジェクトに関連付けます。
virtual void Create(
LPCTSTR lpszName,
LPCTSTR lpszUserName,
LPCTSTR lpszPassword
);
パラメータ
lpszName
新しいワークスペース オブジェクトの一意名で、最大 14 文字の文字列。名前は必ず指定する必要があります。関連情報については、DAO ヘルプの「Name Property」を参照してください。lpszUserName
ワークスペースのオーナーのユーザー名。要件の詳細については、SetDefaultUser メンバ関数のパラメータ lpszDefaultUser を参照してください。関連情報については、DAO ヘルプの「UserName Property」を参照してください。lpszPassword
新しいワークスペース オブジェクトのパスワード。パスワードは最大 14 文字で、ASCII 0 (NULL) を除いて、どの文字も含めることができます。パスワードは大文字、小文字を区別します。関連情報については、DAO ヘルプの「Password Property」を参照してください。
解説
全体的な作成手順は次のとおりです。
CDaoWorkspace オブジェクトを構築します。
基になる DAO ワークスペースを作成するため、オブジェクトの Create メンバ関数を呼び出します。ワークスペース名は必ず指定します。
データベース エンジンの Workspaces コレクションにワークスペースを追加するには、Append を呼び出します。コレクションに追加しなくても、ワークスペースは使用できます。
Create の呼び出しの後、ワークスペースはオープン状態となり、使用できます。Create の後に Open は呼び出しません。ワークスペースが既に Workspaces コレクションに存在している場合、Create は呼び出しません。Create は、データベース エンジンがアプリケーション用に初期化されていない場合は、それを初期化します。
必要条件
ヘッダー : afxdao.h