WordCount アプリケーション サンプル
更新 : 2007 年 11 月
このサンプルでは、複数のファイルを開いて各ファイルのバイト数、文字数、単語数、および行数をカウントする方法を示します。ファイルごとの結果と、すべてのファイルの合計が表示されます。
このサンプルの使用については、次のトピックを参照してください。
コマンド プロンプトを使用してサンプルをビルドするには
コマンド プロンプト ウィンドウを開き、WordCount ディレクトリの使用言語に対応するサブディレクトリに移動します。必要な設定および SDK のコマンド プロンプトについては、「方法 : サンプルの設定を設定する」を参照してください。
使用するプログラミング言語に応じて「msbuild WordCountCS.sln」または「msbuild WordCountVB.sln」と入力します。
Visual Studio を使用してサンプルをビルドするには
Windows エクスプローラを開き、WordCount ディレクトリの使用言語に対応するサブディレクトリに移動します。
使用するプログラミング言語に応じて WordCountCS.sln ファイルまたは WordCountVB.sln ファイルをダブルクリックして、そのファイルを Visual Studio 2005 で開きます。
[ビルド] メニューの [ソリューションのビルド] をクリックします。
サンプルを実行するには
コマンド プロンプト ウィンドウで、WordCount アプリケーションが格納されているディレクトリに移動します。
コマンド プロンプトで「WordCount.exe [ファイル名]」と入力して、ファイルの単語数をカウントします。
ファイルごとの合計がそれぞれ表示され、すべてのファイルの合計が表示されます。
解説
このサンプルはコンソール アプリケーションのため、コマンド ラインから実行して出力を表示する必要があります。
このサンプルでは、次の技術およびクラスを使用します。
I/O -
FileStream - ファイル アクセスを許可します。このクラスは、ファイルの読み取りと書き込みのために使います。
StreamWriter - FileStream インスタンスと組み合わせて、ファイルにテキスト形式で出力するために使用します。
StreamReader - FileStream インスタンスと組み合わせて、ファイルからテキストを読み込むために使用します。
コレクション -
ArrayList - オブジェクトのセットを格納します。
SortedList - オブジェクトのセットを並べ替えた状態で格納します。
IEnumerator - オブジェクトのセットを列挙します。
IDictionaryEnumerator - オブジェクトのインデックス付きセットを列挙します。