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Windows フォーム デザイナでのデザイン時エラー

更新 : 2007 年 11 月

このトピックでは、Microsoft Visual Studio 2008 で Windows フォーム デザイナが読み込みに失敗した場合に表示されるデザイン時エラー一覧の意味と使い方について説明します。このエラー一覧の表示を、デザイナのバグと解釈しないでください。この一覧は、コード内のエラーの修正を支援するために表示されます。

このエラー一覧の基本を理解し、エラーの詳細と推奨する解決方法の説明を表示することで、アプリケーションのデバッグを容易にすることができます。

デザイン時エラー一覧インターフェイス

Windows フォーム デザイナが読み込みに失敗すると、デザイナにエラー一覧が表示されます。エラーは、カテゴリ別にグループ化されます。たとえば、宣言されていない変数のインスタンスが 4 つあった場合、それらは、同じエラー カテゴリにグループ化されます。各エラー カテゴリには、そのエラーの概要を示す短い説明が含まれます。

エラー カテゴリは、エラー カテゴリ見出しをクリックするか、展開/縮小シェブロンをクリックすることで、展開または縮小できます。エラー カテゴリを展開すると、次の追加ヘルプが表示されます。

  • このエラーのインスタンス。

  • このエラーのヘルプ。

  • このエラーに関するフォーラム ポスト。

このエラーのインスタンス。

追加ヘルプには、現在のプロジェクトで発生したすべてのエラー インスタンスが一覧表示されます。多くのエラーは、エラーの発生場所を示す次の形式の情報を含みます。[プロジェクト名][フォーム名] 行 : [行番号] 列 : [列番号].[コードに移動] リンクをクリックすると、コード内のエラーの発生場所にジャンプします。

エラーに呼び出し履歴が関連付けられている場合は、[コール スタックの表示] リンクをクリックすると、エラーがさらに展開され、呼び出し履歴が表示されます。履歴を調べることで、有用なデバッグ情報を得ることができます。たとえば、エラーが発生する前に呼び出されていた関数を追跡できます。呼び出し履歴は選択可能なので、コピーして保存することができます。

Bb384259.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

Visual Basic では、デザイン時エラー一覧に複数のエラーは表示されませんが、同じエラーの複数のインスタンスが表示される場合があります。Visual C++ では、エラーに [コードに移動] リンク/行番号リンクは含まれません。

このエラーのヘルプ

エラーに関連付けられている MSDN ヘルプ トピックがある場合は、そのヘルプ トピックへのリンクが追加ヘルプに含まれます。このリンクをクリックすると、関連付けられているヘルプ トピックが Visual Studio に表示されます。

このエラーに関するフォーラム ポスト

追加ヘルプは、エラーに関連する MSDN フォーラム ポストへのリンクを含みます。フォーラムは、エラー メッセージの文字列に基づいて検索されます。

無視と続行

エラー状態を無視して、デザイナの読み込みを続行することを選択できます。この操作を選択すると、予期しない動作が発生する場合があります。たとえば、デザイン画面にコントロールが表示されない場合があります。

参照

処理手順

デザイン時開発のトラブルシューティング

コントロールとコンポーネントの作成時のトラブルシューティング

その他の技術情報

デザイン時の Windows フォーム コントロールの開発