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方法 : データセットと TableAdapters を別々のプロジェクトに分離する

更新 : 2007 年 11 月

TableAdapter およびデータセット クラスを別々のプロジェクトに生成できるように、型指定されたデータセットが強化されました。これにより、アプリケーション層を分離して、n 層データ アプリケーションをすばやく生成できるようになります。

次の手順では、データセット デザイナを使用して、生成された TableAdapter コードを含むプロジェクトとは別個のプロジェクトにデータセット コードを生成するプロセスについて説明します。

データセットと TableAdapters の分離

TableAdapter コードからデータセット コードを分離する場合、データセット コードを含めるプロジェクトを現在のソリューションに配置する必要があります。このプロジェクトが現在のソリューションに配置されていない場合、[プロパティ] ウィンドウの [DataSet プロジェクト] の一覧で使用できなくなります。

Bb384586.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

お使いのマシンで、Visual Studio ユーザー インターフェイスの一部の要素の名前や場所が、次の手順とは異なる場合があります。これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

データセットを別のプロジェクトに分離するには

  1. データセット (.xsd ファイル) を含むソリューションを開きます。

    Bb384586.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    データセット コードの分離先のプロジェクトがソリューションに含まれていない場合は、プロジェクトを作成するか、既存のプロジェクトをソリューションに追加します。

  2. ソリューション エクスプローラで型指定されたデータセット ファイル (.xsd ファイル) をダブルクリックして、データセット デザイナでデータセットを開きます。

  3. データセット デザイナの空の領域をクリックします。

  4. [プロパティ] ウィンドウで、[DataSet プロジェクト] ノードを見つけます。

  5. [DataSet プロジェクト] の一覧で、データセット コードを生成するプロジェクトの名前をクリックします。

    データセット コードを生成するプロジェクトをクリックすると、"DataSet ファイル" プロパティに既定のファイル名が設定されます。必要な場合はこの名前を変更できます。さらに、データセット コードを特定のディレクトリに生成する場合は、"プロジェクト フォルダ" プロパティをフォルダの名前に設定できます。

    Bb384586.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    "DataSet プロジェクト" プロパティを設定してデータセットと TableAdapter を分離する場合でも、プロジェクト内の既存のデータセット部分クラスは自動的には移動されません。既存のデータセット部分クラスは、手動でデータセット プロジェクトに移動する必要があります。

  6. データセットを保存します。

    データセット コードが、[DataSet プロジェクト] プロパティで選択したプロジェクトに生成され、TableAdapter コードが現在のプロジェクトに生成されます。

既定では、データセットと TableAdapter コードを分離すると、結果としてプロジェクトごとに別個のクラス ファイルが生成されます。元のプロジェクトには、TableAdapter コードを含む DatasetName.Designer.vb (または DatasetName.Designer.cs) というファイルが存在します。"DataSet プロジェクト" プロパティで指定したプロジェクトには、データセット コードを含む DatasetName.DataSet.Designer.vb (または DatasetName.DataSet.Designer.cs) というファイルが存在します。

Bb384586.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

データセットまたは TableAdapter プロジェクトを選択し、ソリューション エクスプローラで [すべてのファイルを表示] をクリックして生成されたクラス ファイルを表示します。

参照

処理手順

チュートリアル : n 層データ アプリケーションの作成

概念

n 層データ アプリケーションの概要

データの新機能

その他の技術情報

階層更新

データへのアクセス (Visual Studio)

ADO.NET