Web サービスのクライアント アプリケーション (EDM サンプル アプリケーション)

Visual Studio では、Web サービスを使用するクライアント アプリケーションを簡単に作成できます。この例のアプリケーションは、エンティティ データ モデル (EDM) セクションの他のトピックで作成された BooksAuthors Web サービスを使用します。実装の詳細については、「Books Authors Web サービスの実装 (EDM サンプル アプリケーション)」を参照してください。

BooksAuthors Web サービスを使用するには、Visual Studio の ASP.NET Web サイト テンプレートを使用して新しいプロジェクトを作成します。Web 参照を BooksAuthors Web サービスに追加します。これには、一時的な開発用サーバーの場所または Web サーバー上のパブリッシュされた場所を指定できます。Web 参照の名前を指定すると、コードからアクセス可能な変数が提供されます。Web サービスで使用されるエンティティやアソシエーションを含んだスキーマまたは DLL に対する参照は不要です。Web 参照の名前は、サービスによって提供されるすべてのメソッドを検索するときに使用します。

アプリケーション コード

次の例では、Web ページで GridView コントロールを使用します。ページが読み込みまれると、Web サービスのインスタンスが作成されます。Web サービスで使用される Books エンティティに基づいた XML オブジェクトの配列は、GetBooks メソッドを使用して取得されます。書籍の配列は、GridView コントロールの DataSource プロパティに割り当てられます。GridView1.DataBind() を呼び出すと、配列がコントロールに読み込まれて表示されます。

using System;
using System.Data;
using System.Configuration;
using System.Web;
using System.Web.Security;
using System.Web.UI;
using System.Web.UI.WebControls;
using System.Web.UI.WebControls.WebParts;
using System.Web.UI.HtmlControls;

public partial class _Default : System.Web.UI.Page 
{
    protected void Page_Load(object sender, EventArgs e)
    {
        BooksAuthorsService.Service booksAuthors = new
                              BooksAuthorsService.Service();


        GridView1.DataSource = booksAuthors.GetBooks();
        GridView1.DataBind();
 
  
    }
}

GridView コントロールにデータが表示されている実行中のクライアント アプリケーションは、次のような画面表示になります。

参照

概念

Books Authors Web サービス (EDM サンプル アプリケーション)
Books Authors Web サービスのスキーマ (EDM サンプル アプリケーション)
Books Authors Web サービスの実装 (EDM サンプル アプリケーション)