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方法 : アイコンをアセンブリに埋め込む

更新 : 2007 年 11 月

Windows Presentation Foundation (WPF) Designer for Visual Studio を使用して、アイコンなどのリソースを Windows Presentation Foundation (WPF) アプリケーションに簡単に統合することができます。Extensible Application Markup Language (XAML) によって提供されているパッケージの URI スキームを使用して、アプリケーションの XAML でリソースを参照します。詳細については、「Windows Presentation Foundation におけるパッケージの URI」を参照してください。

Bb514517.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

アイコンをアセンブリに埋め込むには

  1. ソリューション エクスプローラで、使用するプロジェクトを右クリックします。[追加] をポイントし、[新しいフォルダ] をクリックします。新しいフォルダに Resources という名前を付けます。

  2. Windows エクスプローラを使用して、.bmp ファイルを新しい Resources フォルダにコピーします。Blue Lace 16.bmp など、%windir% フォルダ内のビットマップ ファイルを使用することもできます。

  3. ソリューション エクスプローラで、Resources フォルダを右クリックし、[追加] をポイントし、[既存の項目] をクリックします。

    [既存項目の追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [オブジェクトの種類] ボックスの一覧の [すべてのファイル] をクリックします。

  5. Resources フォルダに移動し、ビットマップを選択して [追加] ボタンをクリックします。

    ビットマップはプロジェクトに追加され、Resources フォルダ内に表示されます。

  6. ソリューション エクスプローラでビットマップを選択します。

  7. [プロパティ] ウィンドウで、[ビルド アクション] が [Resource] に設定されていることを確認します。

アイコン リソースを参照するには

  1. WPF デザイナで、アプリケーションのメイン ウィンドウの XAML ファイル (Window1.xaml など) を開きます。

  2. XAML ビューで、開始 <Window> タグ内の Icon プロパティを次のパッケージの URI に設定します。

    Icon="pack://application:,,,/Resources/Blue Lace 16.bmp"
    

    Window 宣言は、次の XAML のようになります。

    <Window x:Class="IconDemo.Window1"
        xmlns="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
        xmlns:x="https://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
        Title="Window1" Height="300" Width="300"
        Icon="pack://application:,,,/Resources/Blue Lace 16.bmp">
        <Grid>
    
        </Grid>
    </Window>
    
  3. アプリケーションをビルドして実行します。

    メイン ウィンドウのアイコンにビットマップが表示されます。

参照

概念

Windows Presentation Foundation におけるパッケージの URI

その他の技術情報

リソース (WPF)

WPF デザイナでのコントロールの操作