関連データの表示

[アーティクル]
09/30/2008

更新 : 2007 年 11 月

このレッスンでは、2 つの別々のテーブル内にある関連データを Windows フォームに表示する方法について説明します。

これまでの 4 つのレッスンでは、データベースを作成してそのデータを変更および表示する方法について説明しました。Visual Basic Express Edition と共に SQL Server Compact 3.5 をインストールすると、いくつかのテーブルを持つ Northwind.sdf というサンプルデータベースにアクセスできます。

前提条件

Visual Basic Express Edition を使用して SQL Server Compact 3.5 データベースを作成してアクセスするには、まず SQL Server Compact 3.5 をインストールする必要があります。Visual Basic Express Edition のインストール時にインストールしなかった場合は、レッスンを続行する前にインストールしてください。詳細については、「SQL Server Compact 3.5 (Visual Studio) の使用」を参照してください。

やってみよう

Northwind データベースに接続するには

[ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[プロジェクト] をクリックします。
[新しいプロジェクト] ダイアログボックスで、[テンプレート] ペインの [Windows フォームアプリケーション] をクリックし、[OK] をクリックします。

新しい Windows フォームプロジェクトが開きます。
[データ] メニューの [データソースの表示] をクリックします。

[データソース] ウィンドウが開きます。
[データソース] ウィンドウで、[新しいデータソースの追加] をクリックします。

データソース構成ウィザードが開きます。
[データベース] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[新しい接続] をクリックします。

[接続の追加] ダイアログボックスが表示されます。
[接続の追加] ダイアログボックスで、[データソース] が [Microsoft SQL Server Compact 3.5 (.NET Framework Data Provider for Microsoft SQL Server Compact 3.5)] になっているかどうかを確認します。なっていない場合は、[変更] をクリックし、[データソースの変更] ダイアログボックスで [Microsoft SQL Server Compact 3.5] を選択して、[OK] をクリックします。
[接続の追加] ダイアログボックスで、[参照] をクリックし、SQL Server Compact 3.5 をインストールしたドライブの Program Files\Microsoft SQL Server Compact Edition\v 3.5\Samples にある Northwind.sdf データベースを見つけます。
[OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じ、データソース構成ウィザードで [次へ] をクリックします。データファイルをプロジェクトにコピーするかどうか確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
ウィザードの次のページで、[次の名前で接続を保存する] チェックボックスをオンにします。[次へ] をクリックして続行します。
[データベースオブジェクトの選択] ページで、[テーブル] ノードを展開し、Order Details テーブルと Products テーブルの各チェックボックスをオンにします。
[完了] をクリックします。

ローカルデータベースファイルがプロジェクトに追加されます。また、[データソース] ウィンドウに NorthwindDataSet オブジェクトが表示されていることを確認します。
ソリューションエクスプローラで Northwind.sdf ノードを選択し、その [出力ディレクトリにコピー] プロパティを [新しい場合はコピーする] に設定します。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックして、プロジェクトを保存します。