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[書式設定] ([オプション] ダイアログ ボックス - [テキスト エディタ] - [XAML])

更新 : 2007 年 11 月

[書式設定] プロパティ ページを使用して、XAML ドキュメントでの要素および属性の書式設定方法を指定します。[オプション] ダイアログ ボックスを開くには、[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。[書式設定] プロパティ ページにアクセスするには、[テキスト エディタ]、[XAML]、[書式設定] の順にノードを展開します。

Bb763100.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

自動フォーマット イベント

自動フォーマットは、次のいずれかのイベントが検出されたときに発生する場合があります。

  • 終了タグまたは簡易タグの終了時。

  • 開始タグの完了時。

  • クリップボードからの貼り付け時。_

  • キーボード コマンドの書式設定時。

自動フォーマットが発生するイベントを指定できます。

  • [終了タグまたは簡易タグの終了時]
    自動フォーマットは、終了タグまたは簡易タグの入力を終了したときに発生します。簡易タグには属性がありません (たとえば <Button />)。

  • [開始タグの完了時]
    自動フォーマットは、開始タグを終了したときに発生します。

  • [クリップボードからの貼り付け時]
    自動フォーマットは、XAML をクリップボードから XAML ビューに貼り付けたときに発生します。

[引用符のスタイル]

この設定は、属性値を囲む引用符が単一引用符と二重引用符のどちらであるかを示します。自動フォーマッタと IntelliSense オートコンプリートの両方が、この設定を使用します。

このオプションを設定すると、それ以降に、デザイナによってまたは手動で XAML ビューに追加された属性のみが影響を受けます。

  • [二重引用符 (")]
    属性値は二重引用符で囲まれます。

    <Button Name="button1">Hello</Button>

  • [一重引用符 (')]
    属性値は一重引用符で囲まれます。

    <Button Name='button1'>Hello</Button>

[タグの折り返し]

タグの折り返しのための行の長さを指定できます。タグの折り返しが有効になると、それ以降にデザイナによって追加されたすべての XAML で、折り返しが適切に適用されます。

  • [指定の長さを超えたタグを折り返す]
    [長さ] で指定した長さで行を折り返すかどうかを指定します。

  • Length
    1 行に含めることのできる文字数。必要に応じて、一部の XAML 行で指定した行の長さを超えることがあります。

[属性間のスペース]

この設定を使用して、XAML ドキュメント内の属性の配置方法を制御します。

  • [属性間の改行とスペースを保持する]
    属性間の改行とスペースは、自動フォーマットの影響を受けません。

    <Button Height="23"   Name="button1"

        Width="75">Hello</Button>

  • [属性間に 1 文字のスペースを挿入する]
    複数の属性で 1 行を占有し、隣接する属性との間は 1 文字のスペースで区切られます。タグの折り返しの設定も適用されます。

    <Button Height="23" Name="button1" Width="75">Hello</Button>

  • [各属性を別の行に配置する]
    各属性がそれぞれ 1 行を占有します。これは、多くの属性が存在する場合に役立ちます。

    <Button

        Height="23"

        Name="button1"

        Width="75">Hello</Button>

  • [最初の属性を開始タグと同じ行に配置する]
    オンにすると、最初の属性は要素の開始タグと同じ行に表示されます。

    <Button Height="23"

            Name="button1"

            Width="75">Hello</Button>

[要素間のスペース]

この設定を使用して、XAML ドキュメント内の要素の配置方法を制御します。

  • [コンテンツ内の改行を保持する]
    要素のコンテンツに含まれる空白行は削除されません。

    <Grid>

     

     

        <Button Name="button1">Hello</Button>

     

    </Grid>

  • [コンテンツ内の複数の空白行を単一行に折りたたむ]
    要素のコンテンツ内の空白行が折りたたまれて 1 行になります。

    <Grid>

     

        <Button Name="button1">Hello</Button>

     

    </Grid>

  • [コンテンツ内の空の行を削除する]
    要素のコンテンツに含まれるすべての空白行が削除されます。

    <Grid>

        <Button Name="button1">Hello</Button>

    </Grid>

[自動挿入]

この設定を使用して、タグおよび引用符がいつ自動生成されるかを制御します。

  • [終了タグ]
    開始タグを ">" 文字で終了するときに、要素の終了タグが自動生成されるかどうかを指定します。

  • [属性の引用符]
    ステートメント入力候補のボックスで属性値をクリックしたときに、引用符が生成されて囲まれるかどうかを指定します。

[既定のビュー]

この設定を使用して、XAML ドキュメントを読み込んだときに、デザイン ビューが表示されるかどうかを制御します。

  • [常に完全な XAML ビューでドキュメントを開く]
    XAML ドキュメントが XAML ビューにのみ表示される (デザイン ビューを使用しない) かどうかを指定します。大きなドキュメントを読み込む場合に、役立ちます。

参照

処理手順

方法 : XAML ビュー設定を変更する

その他の技術情報

XAML

XAML とコードのチュートリアル