Printer.Duplex プロパティ
更新 : 2007 年 11 月
(プリンタが両面印刷機能をサポートしている場合) ページを両面印刷するかどうかを決定する値を取得または設定します。
名前空間 : Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6
アセンブリ : Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Vs (Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Vs.dll 内)
構文
'宣言
Public Property Duplex As Short
'使用
Dim instance As Printer
Dim value As Short
value = instance.Duplex
instance.Duplex = value
public short Duplex { get; set; }
public:
property short Duplex {
short get ();
void set (short value);
}
public function get Duplex () : short
public function set Duplex (value : short)
プロパティ値
型 : System.Int16
Short を返します。
解説
水平両面印刷を使用する場合、ページの両面の上端が用紙の同じ端に印刷されます。垂直両面印刷を使用する場合、1 つのページの下端と次のページの上端が用紙の同じ端に印刷されます。
新しいページに対して Print、Circle、Line、または PSet メソッドを呼び出した後にこのプロパティを設定した場合、実行時例外が発生します。
Duplex プロパティの有効な PrinterObjectConstants 値の一覧を、次の表に示します。
定数 |
値 |
説明 |
---|---|---|
vbPRDPSimplex |
1 |
現在の向きの設定で片面印刷を行います。 |
vbPRDPHorizontal |
2 |
ページを水平方向に裏返して両面印刷を行います。 |
vbPRDPVertical |
3 |
ページを垂直方向に裏返して両面印刷を行います。 |
メモ : |
---|
Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6 名前空間の関数とオブジェクトは、Visual Basic 6.0 から Visual Basic 2008 へのアップグレード ツールで使用するために用意されています。ほとんどの場合、これらの関数とオブジェクトは、.NET Framework の他の名前空間にある機能と重複しています。これらが必要になるのは、Visual Basic 6.0 のコード モデルが .NET Framework の実装と大きく異なる場合だけです。 |
例
Duplex プロパティの設定方法を次の例に示します。
Dim pr As New Printer
Dim ps As New Printing.PrinterSettings
If ps.CanDuplex = True Then
pr.Duplex = vbPRDPVertical
Else
MsgBox("Duplex printing is not supported.")
End If
アクセス許可
- 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。
参照
参照
Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Printing.Compatibility.VB6 名前空間
その他の技術情報
方法 : Printer Compatibility Library を使用してアップグレード エラーを修正する (Visual Basic)