Shape.OnParentChanged メソッド
更新 : 2007 年 11 月
ParentChanged イベントを発生させます。
名前空間 : Microsoft.VisualBasic.PowerPacks
アセンブリ : Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Vs (Microsoft.VisualBasic.PowerPacks.Vs.dll 内)
構文
'宣言
Protected Overridable Sub OnParentChanged ( _
e As EventArgs _
)
'使用
Dim e As EventArgs
Me.OnParentChanged(e)
protected virtual void OnParentChanged(
EventArgs e
)
protected:
virtual void OnParentChanged(
EventArgs^ e
)
protected function OnParentChanged(
e : EventArgs
)
パラメータ
e
型 : System.EventArgsイベント データを格納している EventArgs。
解説
イベントが発生すると、デリゲートを使用してイベント ハンドラが呼び出されます。詳細については、「イベントの発生」を参照してください。
OnParentChanged メソッドを使用すると、デリゲートを結び付けずに、派生クラスでイベントを処理することもできます。派生クラスでイベントを処理する場合は、この手法をお勧めします。
継承元へのメモ :
派生クラスで OnParentChanged をオーバーライドする場合は、登録されているデリゲートがイベントを受け取ることができるように、基本クラスの OnParentChanged メソッドを呼び出してください。
例
Enabled プロパティの値が変更されたときに実行されるイベント発生メソッドの例を次に示します。Shape クラスには、OnPropertyNameChanged という名前のパターンを持つメソッドがいくつかあります。これらは、PropertyName 値が変更されたときに、対応する PropertyNameChanged イベントを発生させます (PropertyName は対応するプロパティの名前を表します)。
LineShape を継承するクラスの Enabled プロパティが false に変更されたときに、線の色を変更する例を次に示します。
Public Class DisabledLine
Inherits LineShape
Protected Overrides Sub OnEnabledChanged(ByVal e As EventArgs)
' Change the color of the line when selected.
If Me.BorderColor = SystemColors.InactiveBorder Then
Me.BorderColor = Color.Black
Else
Me.BorderColor = SystemColors.InactiveBorder
End If
MyBase.OnEnabledChanged(e)
End Sub
End Class
public class DisabledLine :
LineShape
{
protected override void OnEnabledChanged(EventArgs e)
{
// Change the color of the line when selected.
if (this.BorderColor == SystemColors.InactiveBorder)
{
this.BorderColor = Color.Black;
}
else
{
this.BorderColor = SystemColors.InactiveBorder;
}
base.OnEnabledChanged(e);
}
}
アクセス許可
- 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。
参照
参照
Microsoft.VisualBasic.PowerPacks 名前空間
その他の技術情報
方法 : LineShape コントロールを使用して線を描画する (Visual Studio)
方法 : OvalShape コントロールおよび RectangleShape コントロールを使用して図形を描画する (Visual Studio)