JScript の String オブジェクト
更新 : 2007 年 11 月
JScript の String オブジェクトは、単語や文などのテキスト データを表します。通常、new 演算子を使って String オブジェクトを明示的に作成することはありません。変数にリテラル文字列を代入することで、暗黙的に作成されます。詳細については、「String オブジェクト」を参照してください。
String オブジェクトの使用
String オブジェクトには、多くの組み込みメソッドがあります。substring メソッドは組み込みメソッドの 1 つで、文字列の一部を返します。引数として 2 つの数値を指定します。最初の引数は、部分文字列の開始位置を表す、0 から始まるインデックス番号です。2 番目の引数は、部分文字列の終端を表します。
var aString : String = "0123456789";
var aChunk : String = aString.substring(4, 7); // Sets aChunk to "456".
String オブジェクトにも、length プロパティがあります。このプロパティには、文字列内の文字数が含まれます (空の文字列の場合は 0)。これは、計算でそのまま使用できる数値です。次の例では、リテラル文字列の長さを取得します。
var howLong : int = "Hello World".length // Sets the howLong variable to 11.