データ検証のサンプル
更新 : 2007 年 11 月
このサンプルでは、データセット デザイナの使用例を示し、PropertyChanged イベントを使用してユーザー入力を検証します。
サンプルとそのインストール手順を取得するには
次のいずれかを実行します。
[ヘルプ] メニューの [サンプル] をクリックします。
サンプルの情報を示す Readme が表示されます。
Visual Studio 2008 のサンプルの Web サイトにアクセスします。ここには、サンプルの最新版が掲載されています。
Visual Studio をインストールしたコンピュータで、サンプルを検索します。既定では、サンプルおよび Readme ファイルは drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\Samples\lcid にインストールされています。Visual Studio の Express Edition については、すべてのサンプルがオンラインで提供されています。
詳細については、「サンプル ファイルの格納場所」を参照してください。
セキュリティに関するメモ : |
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このサンプル コードは概念を示すためのものであり、その概念に関連するコードのみを示しています。特定の環境について必ずしもセキュリティ要件を満たしていませんので、そのまま使用しないでください。セキュリティおよびエラー処理コードを追加して、プロジェクトをより安全かつ堅牢にすることをお勧めします。これらのサンプル コードは、現状有姿のままで提供されるものであり、一切保証されていません。 |
このサンプルを実行するには
- F5 キーを押します。
必要条件
このサンプルには、Northwind サンプル データベースが必要です。詳細については、「方法 : サンプル用のデータベース コンポーネントのインストールおよびトラブルシューティング」を参照してください。
使用例
このサンプルでは、Visual Studio のデザイナで使用できるデータ検証機能の例を示します。データの検証には、恣意的な架空の規則を 2 つ使用します。コードはデータセット デザイナを使用して追加します。列名をダブルクリックすると、列変更のイベントが作成されます。フィールド リストをダブルクリックすると、行変更のイベントが作成されます。これらのイベント ハンドラで、提示された値を検証するための次のようなコードが追加されています。
Private Sub EmployeeDataTable_BirthDateChanging( _
ByVal sender As EmployeeDataTable, _
ByVal e As BirthDateChangeEventArg) Handles Me.BirthDateChanging
Dim minimumAgeDate As New DateTime(DateTime.Now().Year - 18, _
DateTime.Now().Month, DateTime.Now().Day)
If e.ProposedValue > minimumAgeDate Then
e.Row.SetColumnError(e.BirthDateColumn, _
"Employees must be at least 18 years of age.")
Else
e.Row.SetColumnError(e.BirthDateColumn, "")
End If
End Sub
Private Sub EmployeesDataTable_EmployeesRowChanging( _
ByVal sender As System.Object, ByVal e As _
EmployeesRowChangeEvent) Handles Me.EmployeesRowChanging
If (e.Row.BirthDate = e.Row.HireDate) Then
e.Row.RowError = e.Row.RowError & _
"Birth date and hire date are the same."
Else
e.Row.ClearErrors()
End If
End Sub
行エラーおよび列エラーが定義されているときには、DataGridView コントロールに警告アイコンが表示されます。行エラーについては、アイコンは行の左に表示されます。列エラーについては、アイコンはセルに表示されます。
参照
処理手順
方法 : サンプル用のデータベース コンポーネントのインストールおよびトラブルシューティング