DeleteFunction (AssociationSetMapping)

Entity Data Model (EDM) の AssociationSetMapping 要素の子要素として、ModificationFunctionMapping 要素の DeleteFunction 要素は、エンティティ間のアソシエーションを削除するストアド プロシージャを識別します。

このアソシエーションを削除するために、DeleteFunction 要素は、ストレージ スキーマの Association の末尾にあるエンティティのキー プロパティを、ストレージ モデル内のストアド プロシージャのパラメータにマップします。ストアド プロシージャは、ストレージの Association のインスタンスを削除します。

マップされる Association の各 End を指定するために、DeleteFunction 要素は EndProperty 子要素を使用します。

[!メモ]

AssociationSetMapping 要素の DeleteFunction とは異なり、EntityTypeMapping 要素の DeleteFunction 要素には EndProperty 子要素は含まれていません。代わりに、EntityTypeMapping 要素内の DeleteFunction 要素には、作成されるエンティティが参照する可能性のあるアソシエーションをマップする AssociationEnd 要素が含まれています。詳細については、「DeleteFunction (EntityTypeMapping)」および「AssociationEnd (EntityTypeMapping)」を参照してください。

例

次の例では、DeleteFunction 要素は、Adventureworks Sales Model の Contact_AddressAssociation のインスタンスを削除するストアド プロシージャをマップします。EndProperty 要素の ScalarProperty 子要素は、ParameterName 属性が指定するストアド プロシージャ パラメータに、Contact エンティティと Address エンティティの ID プロパティをマップします。

      <DeleteFunction
        FunctionName="ContactInformationModel.Store.DeleteAddress">
        <EndProperty Name="Address">
          <ScalarProperty Name="AddressID" ParameterName="AddressID"/>
        </EndProperty>
        <EndProperty Name="Contact">
          <ScalarProperty Name="ContactID" ParameterName="ContactID"/>
        </EndProperty>
      </DeleteFunction>

参照

処理手順

ストアド プロシージャを使用してモデルを定義する方法 (Entity Framework)

概念

InsertFunction (AssociationSetMapping)
ストアド プロシージャのサポート (Entity Framework)
ModificationFunctionMapping (AssociationSetMapping)
EndProperty (AssociationSet ModificationFunctionMapping)
AssociationSetMapping 要素 (MSL)