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方法 : Access データベース内のデータに接続する

更新 : 2007 年 11 月

実際のデータベース ファイル (.mdb) を指す接続を作成して、アプリケーションと Access データベースの間に通信を確立できます。

Access データベース ファイルのデータに接続するには、データ ソース構成ウィザードを実行し、[データソースの種類を選択] ページで [データベース] を選択します。

cf131f6b.alert_note(ja-jp,VS.90).gifヒント :

.mdf または .mdb ファイルを Windows エクスプローラからソリューション エクスプローラにドラッグして自動的に接続を構成し、データ ソース構成ウィザードを起動してアプリケーションで使用するオブジェクトを選択できるようにします。

ウィザードを起動するには、[データ] メニューの [新しいデータ ソースの追加] をクリックするか、[データ ソース] ウィンドウの [新しいデータ ソースの追加] をクリックします。または、[プロジェクト] メニューの [既存項目の追加] をクリックし、目的のデータベース ファイルを見つけます。

ウィザードの手順を完了すると、データベースのコピー (.mdb ファイル) と厳密に型指定されたデータセット ファイル (.xsd) がプロジェクトに追加されます。選択したデータベース オブジェクトは、すぐに [データ ソース] ウィンドウに表示され、フォームにドラッグできる状態になります。詳細については、「データの表示の概要」を参照してください。

cf131f6b.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

データ ソース構成ウィザードを使って .mdb ファイルを追加するときは、ファイルをプロジェクトに追加するか、元の場所に残すかを選択できます。詳細については、「方法 : プロジェクトでローカル データ ファイルを管理する」を参照してください。

cf131f6b.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

[新しいデータ ソースの追加] コマンドを使って Access データベースのデータに接続するには

  1. [データ] メニューの [新しいデータ ソースの追加] をクリックします。

  2. [データソースの種類を選択] ページで、[データベース] をクリックします。

  3. [新しい接続] を選択し、新しいデータ接続を作成します。

    cf131f6b.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    [データ ソース] が [Microsoft Access データベース ファイル] でない場合は、[変更] を選択して [データ ソースの選択] または [データ ソースの変更] ダイアログ ボックスを開きます。[Microsoft Access データベース ファイル] を選択し、[続行] をクリックします。

    既定のプロバイダは、.NET Framework OLE DB 用データ プロバイダ です。詳細については、「[データ ソースの選択]/[データ ソースの変更] ダイアログ ボックス」を参照してください。

  4. [データベース ファイル名] ボックスに .mdb ファイルへのパスを入力するか、[参照] をクリックして、データベース ファイルを探します。

  5. データベースで必要な場合は、ログイン情報を入力します。詳細については、「接続の追加/変更 (Microsoft Access)」を参照してください。

  6. [OK] をクリックし、[次へ] をクリックします。

  7. [はい] をクリックして .mdb ファイルをプロジェクトにコピーするか、[いいえ] をクリックしてデータベース ファイルにその現在の場所で接続します。詳細については、「方法 : プロジェクトでローカル データ ファイルを管理する」を参照してください。

  8. [次へ] をクリックします。

  9. オブジェクトのツリーを展開し、アプリケーションで使用するデータベース オブジェクトを選択します。

  10. 必要に応じて、既定のデータセット名を置き換えます。

  11. [完了] をクリックします。

    作成したデータセットは、[データ ソース] ウィンドウですぐに利用できるようになります。[データ] メニューの [データ ソースの表示] をクリックして、[データ ソース] ウィンドウを開きます。

[既存項目の追加] コマンドを使って Access データベースのデータに接続するには

  1. [プロジェクト] メニューの 既存項目の追加] をクリックするか、Windows から .mdb ファイルをソリューション エクスプローラにドラッグします。

  2. オブジェクトのツリーを展開し、アプリケーションで使用するデータベース オブジェクトを選択します。

  3. 必要に応じて、既定のデータセット名を置き換えます。

  4. [完了] をクリックします。

    作成したデータセットは、[データ ソース] ウィンドウですぐに利用できるようになります。[データ] メニューの [データ ソースの表示] をクリックして、[データ ソース] ウィンドウを開きます。

次の手順

アプリケーションに機能を追加するには

  • [データ ソース] ウィンドウの項目を選択し、フォームにドラッグします。詳細については、「データの表示の概要」を参照してください。

    cf131f6b.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

    [データ ソース] ウィンドウにデータ ソースが表示されない場合は、このウィンドウの [更新] ボタンをクリックします。

セキュリティ

機密情報 (サーバー名、ユーザー名、パスワードなど) を格納すると、アプリケーションのセキュリティに影響を及ぼすことがあります。データベースへのアクセスを制御する方法としては、Windows 認証 (統合セキュリティとも呼ばれます) を使用する方が安全です。詳細については、「接続情報の保護 (ADO.NET)」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : プロジェクトでローカル データ ファイルを管理する

チュートリアル : Windows アプリケーションのフォームでのデータの表示

方法 : データベース内のデータに接続する

方法 : Web サービスのデータに接続する

方法 : オブジェクトのデータに接続する

方法 : SQL Express Server データベース内のデータに接続する

概念

ローカル データの概要

TableAdapter の概要

データセット デザイナ

データ ソースの概要