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SupportedRuntimes プロパティ

更新 : 2007 年 11 月

インストール先のコンピュータに必要な共通言語ランタイムのバージョンを指定します。ここに指定したバージョンの共通言語ランタイムが見つからなかった場合、.NET Framework 起動条件は失敗します。既定値は、現在使用しているバージョンの Visual Studio に付属しているランタイムのバージョンです。

セミコロンで区切って複数のバージョンを指定することもできます。指定した順序で最初に見つかったバージョンによって起動条件が成功します。

cf7tc783.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

.NET Framework との依存関係を持つカスタム動作が配置プロジェクトに含まれている場合、カスタム動作の実行時には、指定した順序で最初に見つかったバージョンが読み込まれます。このため、最新のバージョンから順に指定する必要があります。

解説

一般に、.NET Framework アプリケーションは、ビルドに使用されたのと同じバージョンのランタイムを必要とします。既定の設定をオーバーライドする場合は、指定するすべてのバージョンについてアプリケーションを徹底的にテストしてください。

cf7tc783.alert_caution(ja-jp,VS.90).gif注意 :

このプロパティをオーバーライドする場合は、InstallUrl プロパティも変更する必要があります。InstallUrl プロパティを変更しないと、間違ったバージョンのランタイムがある Web ページにユーザーがリダイレクトされてしまいます。詳細については、「InstallUrl プロパティ (起動条件)」を参照してください。

参照

概念

複数のバージョンの .NET Framework の使用

.NET Framework 起動条件

その他の技術情報

side-by-side 実行

配置での起動条件の管理