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キュー コンポーネント

COM+ のキュー コンポーネント サービスには、Microsoft メッセージ キューを使用して、非同期でコンポーネント クラスを呼び出し実行できる簡単な方法があります。送信元あるいは受信側の可用性またはアクセシビリティにかかわらず、処理を発生させることができます。

このサービスを使用するには、クラスを System.EnterpriseServices.ServicedComponent クラスから直接または間接的に派生させる必要があります。

MaxListenerThreads プロパティは、並列キュー コンポーネント リスナ スレッドの最大数を示します。この値の有効範囲は 0 から 1000 です。新しい作成されたアプリケーションについては、リスナ スレッドの既定数を決定するために現在使用されているアルゴリズムから設定が派生されます。スレッド数は、16 X サーバー内の CPU 数になります。この値は、常に実行されているスレッド数ではなく、単に利用可能なスレッドの最大数を示します。アイドル サーバーでは、キュー内に別のメッセージが見つかるまで、1 つのスレッドのみが実行されています。次にサーバーは、MaxListenerThreads 値に到達するまで必要に応じて追加のスレッドを作成します。次の例では、キュー コンポーネント リスナ スレッドの最大数を 64 に設定します。

Noteメモ :

Marshal.BindToMoniker メソッドに指定される文字列には、コンピュータ名とその他の情報を指定するオプションのパラメータを含めることができます。詳細については、プラットフォーム SDK のキュー コンポーネントの開発に関する情報を参照してください。

<ApplicationQueuingAttribute(QueueListenerEnabled := _ 
true, MaxListenerThreads :=  64 )>
[ApplicationQueuingAttribute(QueueListenerEnabled = true, MaxListenerThreads =  64 )]

関連項目

タスク

方法 :非同期でメッセージを表示するキュー コンポーネントを実装する

参照

System.EnterpriseServices Namespace

概念

利用可能な COM+ サービスの概要

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