Run メンバ関数
更新 : 2007 年 11 月
フレームワーク アプリケーションの大部分の時間は、CWinApp クラスのメンバ関数 Run で費やされます。初期化後、WinMain は Run を呼び出して、メッセージ ループを処理します。
Run はメッセージ ループを使用して、メッセージ キューに有効なメッセージがあるかどうかを周期的にチェックします。メッセージがあると、Run はメッセージをディスパッチします。メッセージがないとき (ほとんどの場合)、Run は OnIdle を呼び出して、プログラマまたはフレームワークに必要なアイドル時の処理を実行します。メッセージがなく、アイドル時の処理がないとき、アプリケーションは何かが発生するまで待ちます。アプリケーションが終了するとき、Run は ExitInstance を呼び出します。OnIdle メンバ関数に関するトピック内の図に、メッセージ ループにおける動作シーケンスを示します。
メッセージのディスパッチは、メッセージの種類に依存します。詳細については、「フレームワークのメッセージとコマンド」を参照してください。