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方法 : DataList 項目または Repeater 項目のボタン イベントに応答する

更新 : 2007 年 11 月

DataList コントロールまたは Repeater コントロールのテンプレートに、Button Web サーバー コントロール、LinkButton Web サーバー コントロール、または ImageButton Web サーバー コントロールが含まれている場合、これらのボタンは、ボタンを含む DataList コントロールまたは Repeater コントロールに Click イベントを送信できます。したがって、DataList コントロールに定義されていない機能のボタン (編集、削除、更新、キャンセル) を含めたり、Repeater コントロールの機能を定義したりできます。

DataList コントロールと Repeater コントロールのボタン イベントに応答するには

  1. コントロール テンプレートに ButtonLinkButton、または ImageButton を含めます。

  2. ボタンの CommandName プロパティに、"sort" や "copy" など、機能を示す文字列を設定します。

  3. ボタンを含むコントロールの ItemCommand イベントのメソッドを作成します。このメソッドでは、次の処理を行います。

    1. イベント引数オブジェクトの CommandName プロパティをチェックして、どのようなコマンド文字列が渡されたかを確認します。

    2. ユーザーがクリックしたボタンに対して適切なロジックを実行します。

    次の例では、DataList コントロールにおけるボタン クリックへの応答方法を示しています。この例では、買い物カゴを表示する ImageButtonItemTemplate に含まれています。このボタンは AddToCart コマンドを送信します。ItemCommand イベント ハンドラは、どのボタンがクリックされたかを判断し、買い物カゴ ボタンである場合には適切なロジックを実行します。

    Protected Sub DataList1_ItemCommand(ByVal source As Object, _
            ByVal e As DataListCommandEventArgs)
        If e.CommandName = "AddToCart" Then
            ' Add code here to add the item to the shopping cart.
            ' Use the value of e.Item.ItemIndex to retrieve the data 
            ' item in the control.
        End If
    End Sub
    
    protected void DataList1_ItemCommand(object source, 
        DataListCommandEventArgs e)
    {
       if (e.CommandName == "AddToCart")
       {      
          // Add code here to add the item to the shopping cart.
          // Use the value of e.Item.ItemIndex to retrieve the data 
          // item in the control.
       }
    }
    

    DataList Web サーバー コントロールの使用例については、「方法 : ユーザーが DataList Web サーバー コントロール内の項目を選択できるようにする」を参照してください。

参照

処理手順

方法 : ユーザーが DataList Web サーバー コントロール内の項目を編集できるようにする

方法 : ユーザーが DataList Web サーバー コントロール内の項目を削除できるようにする

方法 : GridView コントロールのボタン イベントに応答する

参照

DataList Web サーバー コントロールの概要

Repeater Web サーバー コントロールの概要