CSecurityDesc::IsDaclProtected
更新 : 2007 年 11 月
随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access-Control List) が、変更を防ぐように設定されているかどうかを調べます。
bool IsDaclProtected( ) const throw( );
戻り値
DACL が、継承可能なアクセス制御エントリ (ACE: Access-Control Entry) によって、セキュリティ記述子が変更されるのを防ぐように設定されている場合は、true を返します。それ以外の場合は false を返します。
解説
このフラグを設定するには、CSecurityDesc::SetDacl メソッドを使います。
継承可能な ACE の自動伝達をサポートしているのは Windows 2000 だけです。したがって、このメソッドは Windows 2000 以降で意味を持ちます。
必要条件
ヘッダー : atlsecurity.h
参照
参照
CSecurityDesc::IsDaclAutoInherited
CSecurityDesc::IsDaclDefaulted