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方法 : ローカル ユーザーとして SQL Server にアクセスする

更新 : 2007 年 11 月

既定では、ASP.NET アプリケーションは、ASPNET (Microsoft Windows 2000 および Microsoft Windows XP の場合) または NETWORK SERVICE (Microsoft Windows Server 2003 の場合) という名前の、特殊なローカル ユーザー アカウントのコンテキストで実行されます。このユーザー アカウントには、Web サーバー上でアプリケーションを実行するのに十分なユーザー権限が与えられています。

Microsoft SQL Server と Web サーバーが同じコンピュータ上にインストールされている場合は、ASPNET ユーザー アカウントまたは NETWORK SERVICE ユーザー アカウントを、SQL Server を実行するコンピュータのローカル ユーザー アカウントとして定義できます。

この方法の利点は、制限されたセキュリティ コンテキスト内で Web アプリケーションが実行されるので安全が確保される点です。さらに、SQL Server で単独のユーザー名を使用しても、SQL Server は接続プールを利用でき、アプリケーションのスケーラビリティが拡張されるので効率的です。

SQL Server のユーザー権限を ASPNET ユーザー アカウントまたは NETWORK SERVICE ユーザー アカウントに付与するには

  1. Windows の場合、[スタート] をクリックし、[プログラム][Microsoft SQL Server] をポイントして [Enterprise Manager] をクリックします。

  2. サーバーのノードを展開し、ユーザー権限を付与するデータベースのノードを展開します。

  3. [ユーザー] を右クリックし、[新規データベース ユーザー] をクリックします。

  4. [データベース ユーザーのプロパティ] ダイアログ ボックスの [ログイン名] ボックスに、「computername\ASPNET」または「NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE」と入力し、[OK] をクリックします。