CRecordset::CRecordset

更新 : 2007 年 11 月

CRecordset オブジェクトを構築します。

CRecordset(
   CDatabase* pDatabase = NULL
);

パラメータ

pDatabase
CDatabase オブジェクトへのポインタまたは NULL を指定します。このパラメータが NULL でなく、データソースに接続するために CDatabase オブジェクトの Open メンバ関数が呼び出されていない場合、レコードセットは自身の Open 呼び出しで接続を開こうとします。NULL を渡したときは、CDatabase オブジェクトを構築し、ClassWizard でレコードセットクラスを派生させたときに指定したデータソース情報を使ってオブジェクトをデータソースに接続します。

CRecordset を直接使用すること、CRecordset からアプリケーション固有のクラスを派生できます。ClassWizard を使用して、レコードセットクラスを派生させることができます。

メモ :
派生クラスには独自のコンストラクタを用意する必要があります。派生クラスのコンストラクタでは、目的にあった適切なパラメータを渡してコンストラクタ CRecordset::CRecordset を呼び出します。