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メンバの一覧

更新 : 2007 年 11 月

型または名前空間から有効なメンバを一覧表示できます。一覧からメンバを選択し、Enter キーを押すと、メンバがコードに挿入されます。

リスト メンバ

メンバの一覧オプションを使用するには

  1. オブジェクト名の入力を開始し、Alt キーを押しながら → キーを押すと、入力候補を使用できます。入力した内容に一致するメンバが複数ある場合や、逆に 1 つもない場合は、入力候補にメンバの一覧が表示されます。

    IntelliSense は、スクロール可能なリストにすべての有効なメンバを表示します。たとえば、スクロールや方向キーを使用してリスト内を移動したり、メンバ名の最初の何文字かがわかっている場合は、その文字を入力してリスト内のメンバに直接ジャンプしたりできます。

  2. クラス名または構造体名に続けてメンバ アクセス演算子またはスコープ演算子を入力します。

    [C#]

    • . 型またはオブジェクト インスタンスには . (メンバ アクセス演算子)。

    • :: (名前空間エイリアス修飾子演算子)。

    [C++]

    • オブジェクト インスタンスへのポインタには -> (メンバへのポインタ)。

    • クラス、構造体、共用体、または名前空間には :: (スコープ解決演算子)。

  3. 選択したメンバをコードに挿入するには、次のいずれかを実行します。

    • メンバの後に続けて左かっこ、コンマ、空白、セミコロンなどの文字を入力すると、選択したメンバと入力した文字が挿入されます。この方法は識別子以外の文字に有効です。

    または

    • Tab キー、Ctrl + Enter キー、Enter キーを押すか、メンバをダブルクリックすると、メンバだけが挿入されます。ドロップダウン メニューのアイテムを選択しないで Enter キーを押すと、新しい空白行が挿入されます。Ctrl キーを押しながら Enter キーを押すと、選択されているかどうかに関係なく、フォーカス ボックスのあるアイテムが挿入されます。
  4. Esc キーを押して、メンバの一覧を閉じます。

メンバの一覧からアイテムを選択すると、そのアイテムが挿入される前にアイテムに関するクイック ヒントとコード コメントが表示されます。詳細については、「コード コメントの追加」を参照してください。

左側のアイコンは、名前空間、クラス、関数、または変数などのメンバの種類を表します。表示されるアイコンの一覧については、「[クラス ビュー] ウィンドウとオブジェクト ブラウザのアイコン」を参照してください。

既定でメンバの一覧を無効にするには、該当言語の [全般] プロパティ ページの [自動メンバ表示] の選択を解除します。詳細については、「IntelliSense オプションの変更」を参照してください。

メンバの一覧に複数のエントリが表示されることがあります。リストの最初の要素に移動するには Ctrl キーを押しながら PageUp キーを押します。最後の要素に移動するには Ctrl キーを押しながら PageDown キーを押します。

メンバの一覧は、次のように手動で起動することもできます。

  • Ctrl キーを押しながら J キーを押すか、または Ctrl キーを押しながら Space キーを押します。

  • [編集] メニューの [IntelliSense] をポイントし、[メンバの一覧] をクリックします。

  • テキスト エディタを右クリックし、ショートカット メニューの [メンバの一覧] をクリックします (Visual Basic では正しく機能しません)。

  • [テキスト エディタ] ツール バーの [メンバの一覧] ボタンをクリックします。

空白行または認識可能なスコープの外で呼び出された場合は、メンバの一覧にはグローバル名前空間にあるシンボルが表示されます。

[C++]

メンバの一覧をグローバル スコープのカーソル位置で呼び出すか、有効なスコープで「::」と入力した場合、IntelliSense では、システム API 関数と C++ クラスを含む、グローバル シンボルの付いたメンバが表示されます。

参照

その他の技術情報

IntelliSense の使用方法