Visual Web Developer での ASP.NET Web ページの編集に関する概要
更新 : 2007 年 11 月
Visual Web Developer ページ デザイナを使用して、Web ページ (HTML ページと ASP.NET Web ページの両方) を作成および編集できます。デザイナには、2 つのビューがあります。デザイナ ビューはブラウザで表示されるようにページを表示します。ソース ビューにはページのマークアップ (HTML など) が表示されます。
デザイン ビュー
デザイン ビューには、WYSIWYG (What You See Is What You Get) エディタが使用されています。このエディタに直接テキストを入力して、メニューやツール バーのコマンドを使用してテキストに書式を適用できます。また、ツールボックスから要素をドラッグして、必要に応じて、X 軸と Y 軸による 2 次元ポイントに要素を配置できます。
複雑な構成が必要なコントロールにはスマート タグが表示されます。スマート タグは、共通性のあるタスクをすばやく実行できるメニューです。
ソース ビュー
ソース ビューにはページのマークアップ (テキスト、HTML 要素、コントロール要素) が表示され、これらを直接編集できます。ソース ビューのデザイナには次の機能があります。
検証 デザイナは、マークアップの構文および下線のエラーをチェックします。これは Microsoft Word のスペル チェックに似ています。さまざまなスキーマまたはブラウザの定義に対して有効性をチェックするようにデザイナを構成できます。詳細については、「Visual Web Developer でのマークアップ検証」を参照してください。
IntelliSense 入力時に、デザイナから、現在のコンテキストに適切なオプションが提供されます。たとえば、HTML タグを入力すると、デザイナは、そのタグにとって有効な属性一覧を提供します。
アウトライン ページのセクションを領域としてマークし、それを折りたたんだり展開したりできます。たとえば、ページに非常に長い table 要素がある場合、これを 1 つの領域としてマークし、必要ないときには折りたたんでおくことができます。詳細については、「方法 : Visual Web Developer で HTML 要素の折りたたみや展開を行う」を参照してください。
タグの書式指定 入力時およびドキュメントを再書式指定する際、エディタがどのようにマークアップを書式指定するのかを設定できるオプションがあります。詳細については、「[書式] ([オプション] ダイアログ ボックス - [テキスト エディタ] - [HTML])」および「[タグ指定オプション]」を参照してください。
ページ テンプレート
Visual Web Developer で Web ページを作成すると、新しいページには、そのページにとって共通性の高い要素のマークアップが含まれます。たとえば、新しい ASP.NET Web ページを作成すると、新しいページには @ Page ディレクティブ、html 要素、body 要素などが含まれます。
既定では、新しいページのテンプレートには、XHTML 規格に準拠するマークアップが含まれます。詳細については、「ASP.NET と XHTML」および「Visual Web Developer での XHTML」を参照してください。