Web サービス探索

[アーティクル]
09/17/2008

Web サーバー上にある探索ドキュメントの URL を指定すると、クライアントアプリケーションの開発者は、Web サービスの有無、Web サービスの機能、および Web サービスと適切に対話する方法を確認できます。このプロセスを、Web サービス探索と呼びます。

Web サービス探索のプロセスにより、Web サービスの存在に関する詳細情報を含む一連のファイルがローカルコンピュータにダウンロードされます。サービスの説明、XSD スキーマ、探索ドキュメントなどのファイルです。Wsdl.exe ツールを使用すると、サービスの説明または XSD スキーマで記述される、Web サービスに対するプロキシクラスを作成できます。プロキシクラスの作成の詳細については、「XML Web サービスプロキシの作成」を参照してください。ダウンロードされた探索ドキュメントには、別の Web サーバー上の他の Web サービスの有無に関する情報が含まれます。探索ドキュメントの内容の詳細については、「方法 : XML Web サービスに対する探索を有効にする」を参照してください。

コマンドプロンプトから Web サービス検出ツール (Disco.exe) を使用して、URL での Web サービス探索を実行できます。

Disco /out:location /username:user /password:mypwd /domain:mydomain https://www.contoso.com/my.disco

メモ :
一般に Disco.exe で使用される引数の一覧を次に示します。Disco.exe の完全な構文については、「Web サービス検出ツール (Disco.exe)」を参照してください。

パラメータ	値
https://www.contoso.com/my.disco	探索プロセスの実行対象の URL。
/out:location	探索結果を格納するファイルの作成場所。既定値は、現在のディレクトリです。この値は省略可能です。
/username:user	認証を要求する Web サーバーへの接続時に使用するユーザー名。この値は省略可能です。
/password:mypwd	認証を要求する Web サーバーへの接続時に使用するパスワード。この値は省略可能です。
/domain:mydomain	認証を要求する Web サーバーへの接続時に使用するドメイン。この値は省略可能です。

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