スクリプトの呼び出し
更新 : 2007 年 11 月
「置き換え可能パラメータ (レジストラのプリプロセッサ) の使用」では、置換マップおよびレジストラ メソッド AddReplacement について説明します。レジストラにはほかに 8 つのスクリプト固有のメソッドがあります。次の表に示します。
メソッド |
構文/説明 |
---|---|
ResourceRegister |
HRESULT ResourceRegister( LPCOLESTR resFileName, UINT nID, LPCOLESTR szType); モジュールのリソースに含まれるスクリプトを登録します。resFileName は、モジュール自体の UNC パスを示します。nID と szType は、それぞれリソースの ID と種類を示します。 |
ResourceUnregister |
HRESULT ResourceUnregister( LPCOLESTR resFileName, UINT nID, LPCOLESTR szType); モジュールのリソースに含まれるスクリプトの登録を解除します。resFileName は、モジュール自体の UNC パスを示します。nID と szType は、それぞれリソースの ID と種類を示します。 |
ResourceRegisterSz |
HRESULT ResourceRegisterSz( LPCOLESTR resFileName, LPCOLESTR szID, LPCOLESTR szType); モジュールのリソースに含まれるスクリプトを登録します。resFileName は、モジュール自体の UNC パスを示します。szID と szType は、それぞれリソースの文字列識別子と種類を示します。 |
ResourceUnregisterSz |
HRESULT ResourceUnregisterSz( LPCOLESTR resFileName, LPCOLESTR szID, LPCOLESTR szType); モジュールのリソースに含まれるスクリプトの登録を解除します。resFileName は、モジュール自体の UNC パスを示します。szID と szType は、それぞれリソースの文字列識別子と種類を示します。 |
FileRegister |
HRESULT FileRegister( LPCOLESTR fileName ); ファイルにスクリプトを登録します。fileName は、リソース スクリプトを含むファイルまたはリソース スクリプト ファイルの UNC パスです。 |
FileUnregister |
HRESULT FileUnregister( LPCOLESTR fileName ); ファイルへのスクリプトの登録を解除します。fileName は、リソース スクリプトを含むファイルまたはリソース スクリプト ファイルの UNC パスです。 |
StringRegister |
HRESULT StringRegister( LPCOLESTR data ); 文字列にスクリプトを登録します。data には、スクリプト自体を指定します。 |
StringUnregister |
HRESULT StringUnregister( LPCOLESTR data ); 文字列へのスクリプトの登録を解除します。data には、スクリプト自体を指定します。 |
ResourceRegisterSz および ResourceUnregisterSz は、ResourceRegister および ResourceUnregister と同じ役割を果たしますが、文字列識別子を指定できる点で異なります。
メソッド FileRegister および FileUnregister は、スクリプトをリソースではなく独自のファイルに記述する場合に役立ちます。StringRegister メソッドおよび StringUnregister メソッドでは、動的に割り当てられる文字列に .rgs ファイルを格納できます。