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CDacl::AddAllowedAce

更新 : 2007 年 11 月

許可するアクセス制御エントリ (ACE: Access-Control Entry) を CDacl オブジェクトに追加します。

bool AddAllowedAce(
   const CSid & rSid,
   ACCESS_MASK AccessMask,
   BYTE AceFlags = 0
) throw(...);
bool AddAllowedAce(
   const CSid & rSid,
   ACCESS_MASK AccessMask,
   BYTE AceFlags,
   const GUID * pObjectType,
   const GUID * pInheritedObjectType
) throw(...);

パラメータ

  • rSid
    CSid オブジェクト。

  • AccessMask
    指定された CSid オブジェクトに許可するアクセス権のマスク。

  • AceFlags
    ACE 継承を制御するビット フラグのセット。

  • pObjectType
    オブジェクトの種類。

  • pInheritedObjectType
    継承されたオブジェクトの種類。

戻り値

ACE が CDacl オブジェクトに追加された場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。

解説

CDacl オブジェクトには、オブジェクトにアクセスできるユーザーおよびグループを識別するためのアクセス制御エントリ (ACE: Access-Control Entry) を 0 個以上保持できます。このメソッドは、CDacl オブジェクトへのアクセスを許可する ACE を追加します。

ha17k2d9.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

2 番目の形式の AddAllowedAce は、Windows 2000 以降でのみ使用できます。

AceFlags パラメータに設定できる各種フラグについては、「ACE_HEADER」を参照してください。

必要条件

ヘッダー : atlsecurity.h

参照

参照

CDacl クラス

CDacl::AddDeniedAce

ACCESS_MASK

その他の技術情報

CDacl のメンバ