BYOT (Bring Your Own Transaction)
COM+ コンポーネントでは、COM+ BYOT 機能を使用すると、既存の Microsoft 分散トランザクション コーディネータ (DTC: Distributed Transaction Coordinator) トランザクションまたはトランザクション インターネット プロトコル (TIP: Transaction Internet Protocol) トランザクションを、新しいコンポーネントのコンテキストのトランザクション プロパティとして設定できます。これにより、COM+ コンポーネントを、トランザクション処理モニタ、オブジェクト トランザクション サービス、またはデータベース管理システムによって有効期間が制御されるトランザクションに関連付けることができます。BYOT は、TIP によって調整されるトランザクションとの統合にも便利です。
BYOT 機能を使用して COM+ 分散トランザクション コーディネータ (DTC) にアクセスする方法については、「方法 : COM+ の BYOT (Bring Your Own Transaction) 機能を使用する」を参照してください。
メモ : |
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ビジネス コンポーネントを作成するプログラミング モデルには、BYOT トランザクションではなく自動トランザクションをお勧めします。BYOT トランザクションの使用には注意が必要です。ある状況において、BYOT トランザクションが複数の同期ドメインにまたがる (つまりトランザクションとの並列処理が可能な) トランザクションになる場合があります。 |
BYOT クラスでは、次の 2 つのメソッドを公開します。CreateWithTransaction と CreateWithTipTransaction。
関連項目
タスク
方法 :COM+ の BYOT (Bring Your Own Transaction) 機能を使用する
参照
概念
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