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方法 : スクリプトを作成し、イベント ハンドラを編集する

更新 : 2007 年 11 月

Visual Studio 2005 で HTML ドキュメントを編集する際、ページ上の要素をユーザー アクションに応答させるクライアント スクリプト関数を作成できます。たとえば、ページに HTML ボタン (<input type="button"> 要素。ASP.NET Button サーバー コントロールではありません) が含まれている場合、ボタンを選択し、そのクリック イベントに対してクライアント スクリプト イベント ハンドラを追加できます。HTML ドキュメントまたは ASP.NET Web ページの DefaultClientScript プロパティは、新しいクライアント側の script 要素が使用する既定のスクリプト言語を設定します。DefaultClientScript プロパティは、[プロパティ] ウィンドウで設定できます。詳細については、「方法 : Web ページの DefaultClientScript プロパティの設定」を参照してください。

k1kx90fb.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

ASP.NET サーバー コントロールにクライアント スクリプトを追加して、コントロールがクライアント スクリプトとサーバー コードの両方でユーザー アクションに応答するようにできます。詳細については、「ASP.NET Web ページのクライアント スクリプト」を参照してください。

Visual Studio 2005 では、HTML コントロール (input 要素)、document オブジェクト、および window オブジェクトのイベント ハンドラを作成できます。また、手動でコーディングすることにより、すべての要素のハンドラとスクリプトを作成できます。

k1kx90fb.alert_note(ja-jp,VS.90).gifメモ :

ショートカット キー Ctrl + F2 を使用すると、マウス ポインタのフォーカスを [オブジェクト] ボックス内に置き、イベントを挿入するオブジェクトを指定できます。[オブジェクト] ボックスの一覧の内容は、Web ページのモデルとして分離コード ページ モデルとシングルファイル ページ モデルのどちらを使用しているかによって異なります。分離コード ページ モデルを使用している場合、[クライアント オブジェクトおよびイベント][クライアント スクリプト] のイベントを挿入できます。シングルファイル ページ モデルを使用している場合、[サーバー オブジェクトおよびイベント][サーバー コード][クライアント オブジェクトおよびイベント]、および [クライアント スクリプト] のイベントを挿入できます。

k1kx90fb.alert_security(ja-jp,VS.90).gifセキュリティに関するメモ :

Web アプリケーションでユーザー入力を使用するときは、必ず事前にエンコードと検証を行ってください。これは、スクリプトによる攻略の防御に役立ちます。詳細については、「Web アプリケーションのセキュリティに関する基本的な対策」および「ASP.NET Web ページにおけるユーザー入力の検証」を参照してください。

クライアント スクリプト イベント ハンドラを作成するには

  1. ソース ビューで、目的の HTML ページまたは ASP.NET Web ページを開きます。

  2. [クライアント オブジェクトおよびイベント] ボックスで、ハンドラを記述するコントロールをクリックします。

  3. 右上のボックスで、イベントをクリックします。

    エディタにスケルトン イベント ハンドラが作成されます。必要な場合は、イベント ハンドラを含む script ブロックも作成されます。script ブロックは、ドキュメントの DefaultClientScript プロパティとして設定されたクライアント スクリプト言語を使用します。

  4. スクリプトを入力します。

    エディタから Microsoft IntelliSense 技術を利用できます。

参照

概念

ASP.NET Web ページのクライアント スクリプト

ASP.NET Web ページのコード モデル

参照

HTML デザイナのショートカット キー (全般的な開発設定)