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concat メソッド (Array)

更新 : 2007 年 11 月

現在の配列と追加項目を連結した新しい配列を返します。

function concat([item1 : { Object | Array } [, ... [, itemN : { Object | Array }]]]]) : Array

引数

  • item1, item2, ..., itemN
    省略可能です。現在の配列の後に追加する項目を指定します。

解説

concat メソッドは、現在の配列と他の項目とを連結した配列が格納されている Array オブジェクトを返します。

配列に追加する項目 (item1 ... itemN) は、左から順に追加されます。追加する項目が配列である場合は、その配列の内容が現在の配列の末尾に追加されます。項目が配列以外である場合は、配列の末尾に 1 つの配列要素として追加されます。

元の配列の要素は、次のように結果の配列にコピーされます。

  • 連結前の配列から新しい配列にオブジェクト参照をコピーした場合、オブジェクト参照によって指定されるオブジェクトは変わりません。新しい配列と元の配列のいずれかが変更されると、その変更は他方にも反映されます。

  • 新しい配列に数値型または文字列型の値が連結された場合は、値だけがコピーされます。一方の配列の値が変更された場合でも、その変更は他方の配列の値には反映されません。

使用例

concat メソッドを配列に対して使用した例を次に示します。

function ConcatArrayDemo(){
   var a, b, c, d;
   a = new Array(1,2,3);
   b = "JScript";
   c = new Array(42, "VBScript");
   d = a.concat(b, c);
   //Returns the array [1, 2, 3, "JScript", 42, "VBScript"]
   return(d);
}

必要条件

Version 3

対象

Array オブジェクト

参照

参照

concat メソッド (String)

join メソッド

String オブジェクト