方法 : 作業用コンポーネントを再利用する
更新 : 2007 年 11 月
すでにコンポーネントが存在し、デバッグもされて、動作中の場合は、同じ機能の別のコンポーネントを開発する代わりにそのコンポーネントをコード内で使用すると便利です。そのようなコンポーネントは、通常、クラスとして公開されます。それを再利用するには、そのクラスからオブジェクトを作成します。
使用例
.NET Framework には、利用可能なコンポーネントの例が数多くあります。そのようなコンポーネントの 1 つに System 名前空間の TimeZone クラスがあります。TimeZone には、現在のコンピュータ システムのタイム ゾーンに関する情報を取得できるメンバがあります。
Public Sub examineTimeZone()
Dim tz As System.TimeZone = System.TimeZone.CurrentTimeZone
Dim s As String = "Current time zone is "
s &= CStr(tz.GetUtcOffset(Now).Hours) & " hours and "
s &= CStr(tz.GetUtcOffset(Now).Minutes) & " minutes "
s &= "different from UTC (coordinated universal time)"
s &= vbCrLf & "and is currently "
If tz.IsDaylightSavingTime(Now) = False Then s &= "not "
s &= "on ""summer time""."
MsgBox(s)
End Sub
最初の Dim ステートメント (Visual Basic) では、TimeZone 型のオブジェクト変数を宣言し、これを CurrentTimeZone プロパティで返される TimeZone オブジェクトに割り当てます。
参照
処理手順
方法 : オブジェクトの共有メンバおよび非共有メンバにアクセスする