Office オートメーションのサンプル
更新 : 2007 年 11 月
このサンプルでは、Microsoft Agent、Microsoft Word、および Microsoft Excel のオートメーションの例を示します。さまざまな COM Office アセンブリを参照するときに、Visual Studio は COM ランタイム呼び出し可能ラッパー (RCW: Runtime Callable Wrapper) を自動的に作成します。このため、.NET Framework からそれらを使用するプログラムを作成できます。
サンプルとそのインストール手順を取得するには
次のいずれかを実行します。
[ヘルプ] メニューの [サンプル] をクリックします。
サンプルの情報を示す Readme が表示されます。
Visual Studio 2008 のサンプルの Web サイトにアクセスします。ここには、サンプルの最新版が掲載されています。
Visual Studio をインストールしたコンピュータで、サンプルを検索します。既定では、サンプルおよび Readme ファイルは drive:\Program Files\Microsoft Visual Studio 9.0\Samples\lcid にインストールされています。Visual Studio の Express Edition については、すべてのサンプルがオンラインで提供されています。
詳細については、「サンプル ファイルの格納場所」を参照してください。
.gif "セキュリティに関するメモ") セキュリティに関するメモ : |
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このサンプル コードは概念を示すためのものであり、その概念に関連するコードのみを示しています。特定の環境について必ずしもセキュリティ要件を満たしていませんので、そのまま使用しないでください。セキュリティおよびエラー処理コードを追加して、プロジェクトをより安全かつ堅牢にすることをお勧めします。これらのサンプル コードは、現状有姿のままで提供されるものであり、一切保証されていません。 |
このサンプルを実行するには
- F5 キーを押します。
必要条件
Merlin に話をさせたい場合は、音声認識パックのインストールが必要なことがあります。これは、Microsoft Office XP に含まれていますが、既定ではインストールされません。その方法については、「Install speech recognition」(https://www.microsoft.com/resources/documentation/windows/xp/all/proddocs/en-us/input\_speech\_install.mspx) を参照してください。
使用例
3 つの TabPage コントロールが、TabControl に追加されており、以下の 3 つのプログラミング タスクの例を示します。
Microsoft Agent Office Agent ライブラリを使用すると、Merlin というキャラクタを登場させて動作させることができます。Merlin を登場させる前に、AgentObjects.Controller オブジェクトのインスタンスを作成する必要があります。このオブジェクトから、Merlin を表す IAgentCtlCharacter オブジェクトにアクセスします。IAgentCtlCharacter は Play メソッドを実装しています。このメソッドを使用して、さまざまなアニメーションを制御します。Microsoft Agent の詳細については、https://www.microsoft.com/japan/msdn の文書および SDK ドキュメントを参照してください。
Microsoft Word RichTextBox コントロールに簡単なテキスト ファイルを表示します。Word のインスタンスを開始し、Word アプリケーションを使用して、RichTextBox コントロールのテキストのスペルをチェックします。
Microsoft Excel DataSet を作成し、XML ドキュメントからデータを読み込みます。次に、DataBind メソッドを使用して、これを DataGrid にバインドします。次に、DataSet の内容を Excel のスプレッドシートにエクスポートし、列の値の平均を計算する Excel 関数を実行します。
参照
処理手順
方法 : Office のプライマリ相互運用機能アセンブリをインストールする
方法 : プライマリ相互運用機能アセンブリを利用して Office アプリケーションを使用する