方法 : 匿名ユーザーおよびログイン ユーザーに異なる情報を表示する
更新 : 2007 年 11 月
ページに LoginView コントロールを追加することで、匿名ユーザーとログイン (認証済み) ユーザーに対して異なる情報を表示できます。LoginView コントロールには 2 つのテンプレートが格納されています。1 つは匿名ユーザーへの情報表示用、もう 1 つはログイン ユーザーへの情報表示用です (RoleGroups プロパティを使用して、ロール名に基づいたテンプレートを含めることもできます)。ユーザーが認証されているかどうかは、コントロールにより自動的に判断され、適切なテンプレートが表示されます。
匿名ユーザーとログイン ユーザーに異なる情報を表示するには
ASP.NET ページのデザイン ビューでツールボックスの [ログイン] フォルダから、LoginView コントロールをページにドラッグします。
[LoginView タスク] パネルが表示されない場合は、コントロールを右クリックし、[スマート タグの表示] タグをクリックして [LoginView タスク] パネルを表示します。
既定では、コントロールが AnonymousTemplate を表示します。
ログインしていないユーザーに対して表示する静的テキストとコントロールを追加します。たとえば、ユーザーのログイン、パスワードの回復、新しいユーザー ID の作成などを可能にする Login コントロールを追加します。
[LoginView タスク] メニューの [ビュー] ボックスの LoggedInTemplate を選択します。
認証されたユーザーに対して表示される静的テキストとコントロールを追加します。たとえば、FormatString プロパティを「はじめに」メッセージに設定した LoginName コントロールなどを追加します。
使用例
<asp:LoginView ID="LoginView1" Runat="server">
<LoggedInTemplate>
<asp:LoginName ID="LoginName1" Runat="server"
FormatString ="Welcome, {0}"/>
<br />
<asp:HyperLink ID="HyperLink1" Runat="server"
href="~/MemberPages/ChangePassword.aspx">
Change Password
</asp:HyperLink>
</LoggedInTemplate>
<AnonymousTemplate>
<asp:Login id="Login1" runat="server"
CreateUserText="Create a new user..."
CreateUserUrl="~/Register.aspx"
PasswordRecoveryUrl="~/Recovery.aspx"
UserNameLabelText="E-mail address:" />
</AnonymousTemplate>
</asp:LoginView>
このコード例は、AnonymousTemplate と LoggedInTemplate を定義した後のソース ビューでの LoginView コントロールを示しています。
参照
処理手順
チュートリアル : メンバシップとユーザー ログインを使用する Web サイトの作成