方法 : ワークシートをコピーする

更新 : 2008 年 7 月

対象
このトピックの情報は、指定された Visual Studio Tools for Office プロジェクトおよび Microsoft Office のバージョンにのみ適用されます。 プロジェクトの種類 ドキュメント レベルのプロジェクト アプリケーション レベルのプロジェクト Microsoft Office のバージョン Excel 2003 Excel 2007 詳細については、「アプリケーションおよびプロジェクトの種類別の使用可能な機能」を参照してください。

ワークシートのコピーを作成し、ブック内の既存のワークシートの前または後に挿入できます。ワークシートの挿入先を指定しない場合は、新しいブックが作成され、そこに新しいワークシートが挿入されます。

メモ :
プログラミングによってワークシートをコピーしても、エンド ユーザーが手動でワークシートをコピーしても、新しいワークシートには分離コードがないので、新しいワークシート上のコントロールは機能しません。新しくコピーしたワークシートは Microsoft.Office.Interop.Excel.Worksheet オブジェクトであって、Microsoft.Office.Tools.Excel.Worksheet ホスト項目ではないからです。Windows フォーム コントロールおよびホスト コントロールは、ホスト項目にのみ追加できます。詳細については、「ホスト項目およびホスト コントロールのプログラム上の制限事項」を参照してください。

ドキュメント レベルのカスタマイズのブックに、コピーしたワークシートを追加するには

• Copy メソッドを使用して、作業中のブック内の 1 番目のワークシートをコピーし、そのコピーを 3 番目のシートの後に挿入します。

  Globals.Sheet1.Copy(After:=Globals.ThisWorkbook.Sheets(3))
  

  Globals.Sheet1.Copy(missing, Globals.ThisWorkbook.Sheets[3]);
  

アプリケーション レベルのアドインで、コピーしたワークシートをブックに追加するには

• Copy メソッドを使用して、作業中のブック内の 1 番目のワークシートをコピーし、そのコピーを 3 番目のシートの後に挿入します。

  Dim worksheet1 As Excel.Worksheet = CType(Application.ActiveWorkbook.Worksheets(1),  _
  Excel.Worksheet)
  Dim worksheet3 As Excel.Worksheet = CType(Application.ActiveWorkbook.Worksheets(3),  _
  Excel.Worksheet)
  worksheet1.Copy(After:=worksheet3)
  

  Excel.Worksheet worksheet1 = ((Excel.Worksheet)Application.ActiveWorkbook.Worksheets[1]);
  Excel.Worksheet worksheet3 = ((Excel.Worksheet)Application.ActiveWorkbook.Worksheets[3]);
  worksheet1.Copy(missing, worksheet3);
  

参照

処理手順

方法 : 新しいワークシートをブックに追加する

方法 : ブックからワークシートを削除する

方法 : ワークシートを選択する

概念

ワークシートの操作

ホスト項目とホスト コントロールの概要

Visual Studio Tools for Office プロジェクト内のオブジェクトへのグローバル アクセス

ホスト項目およびホスト コントロールのプログラム上の制限事項

Office ソリューションの省略可能なパラメータについて

その他の技術情報

Excel のホスト コントロール

履歴の変更

日付	履歴	理由
2008 年 7 月	アプリケーション レベルのアドインで使用できるコード例を追加	カスタマ フィードバック